磐越西線の新津駅~会津若松駅間を走る観光列車「ばんえつ物語」。
2026年夏は、基本的に土曜日がSL、日曜日を中心にDLという運転パターンとなっていました。
そのため、以前の記事でも「SLに乗りたいなら土曜日」と紹介しましたが、10月・11月の秋の運転では、このパターンが変化します。
10月には日曜日にSLが運転される一方、土曜日にDLが運転される日も設定されています。
紅葉シーズンに「ばんえつ物語」に乗車する場合は、曜日だけで判断せず、SL・DLのどちらが運転されるのかを確認しておきたいところです。
JR東日本ホームページ
2026年秋の「ばんえつ物語」は10月・11月も運転
JR東日本は2026年8月21日、「秋の臨時列車の運転について」を発表しました。
秋の臨時列車は10月1日(木)から11月30日(月)までの61日間に運転されます。
このうち磐越西線では、新津駅~会津若松駅間で「SLばんえつ物語」と「DLばんえつ物語」が設定されています。
「SLばんえつ物語」はC57形180号機が牽引し、「DLばんえつ物語」はディーゼル機関車が牽引します。
どちらも12系客車7両を使用し、全車指定席です。1号車には展望室・オコジョルーム、4号車には展望車、7号車にはグリーン車と専用パノラマ展望室が設定されています。
「ばんえつ物語」ダイヤ ※SL・DL共通
| 上り 新津→会津若松 | 下り 会津若松→新津 | |
| 10:03 | 新津 | 18:44 |
| 10:21 | 五泉 | 18:28 |
| 10:39 | 咲花 | 18:12 |
| 10:57 | 三川 | 17:53 |
| 11:28 | 津川 | 17:38 |
| 11:45 | 日出谷 | 17:09 |
| 12:20 | 野沢 | 16:38 |
| 12:52 | 山都 | 16:08 |
| 13:10 | 喜多方 | 15:53 |
| 13:21 | 塩川 | ↑ |
| 13:36 | 会津若松 | 15:28 |
10月は「土曜=SL」ではない
2026年10月の運転日は次のようになっています。
| 日付 | 列車 |
|---|---|
| 10月3日(土) | DLばんえつ物語 |
| 10月4日(日) | DLばんえつ物語 |
| 10月11日(日) | SLばんえつ物語 |
| 10月12日(月・祝) | DLばんえつ物語 |
| 10月17日(土) | DLばんえつ物語 |
| 10月18日(日) | DLばんえつ物語 |
| 10月24日(土) | DLばんえつ物語 |
| 10月25日(日) | DLばんえつ物語 |
| 10月31日(土) | SLばんえつ物語 |
10月の大きなポイントは、SL運転が10月11日(日)と31日(土)の2日間だけということです。
夏は「SLに乗りたいなら土曜日」という選び方ができましたが、秋はそうはいきません。
10月11日は日曜日ですがSL、逆に10月17日・24日は土曜日ですがDLです。
そのため、10月に「ばんえつ物語」に乗る場合は、曜日よりも運転日そのものを確認することが重要になりそうです。
10月31日以降の「SLばんえつ物語」は、SL+DLで運転
なお、10月31日から11月21日までのSL運転では、新津発の列車にDLが連結されます。
これは、紅葉・落葉シーズンの磐越西線で発生する落ち葉による空転への対策とみられます。
実際、過去にも「ばんえつ物語」では、落ち葉による空転対策としてSLの後ろにDE10を連結した事例があります。
11月は「土曜日=SL」に近いパターンへ
11月に入ると、10月より分かりやすくなります。
| 日付 | 列車 |
|---|---|
| 11月1日(日) | DLばんえつ物語 |
| 11月3日(火・祝) | SLばんえつ物語 |
| 11月7日(土) | SLばんえつ物語 |
| 11月8日(日) | DLばんえつ物語 |
| 11月14日(土) | SLばんえつ物語 |
| 11月15日(日) | DLばんえつ物語 |
| 11月21日(土) | SLばんえつ物語 |
11月は、文化の日の11月3日がSL、その後は土曜日がSL、日曜日がDLという、夏に近いパターンになります。
11月にSLを目的に乗車する場合は、11月3日・7日・14日・21日が候補となります。
一方、11月1日・8日・15日はDLによる運転です。
夏と秋で運転パターンが変わる「ばんえつ物語」
2026年夏の「ばんえつ物語」は、SLの不具合によって7月11日・18日の運転がDLに変更されるという例外はあったものの、基本的には土曜日がSL、日曜日がDLという分かりやすい運転でした。
実際に以前の記事でも、「SLに乗りたいなら土曜日」という形で紹介しています。
しかし、秋は10月11日(日)がSL、10月17日(土)・24日(土)がDLとなるなど、曜日だけでは判断できなくなります。
特に10月はSLの運転日が2日しかないため、C57 180を目的に乗車する人は注意が必要です。
一方で11月は土曜日を中心にSLが運転されるため、SLを目当てにするなら11月のほうが計画は立てやすいでしょう。
10月4日~19日に乗るのであれば「秋の乗り放題パス」も
JRグループが発売している3日間JR線が乗り放題となるお得なきっぷ「秋の乗り放題パス」が今年も発売されます。
値段は、大人7,850円・こども3,920円で連続する3日間使用できます。利用できるのは、10月4日(土)~10月19日(日)となっています。
「ばんえつ物語」は快速列車ですので指定席については、「秋の乗り放題パス」に指定席券を追加することで乗車することが可能です。
ただし、指定席券は530円ではなく840円となっています。
JR東日本では、「ばんえつ物語」以外にも多くの臨時列車を10月・11月に運転する予定となっています。
まとめ 紅葉の磐越西線を「ばんえつ物語」で楽しむ
秋の磐越西線は、紅葉の季節を迎えます。
「ばんえつ物語」は新津駅を出発すると、五泉、咲花、三川、津川、日出谷、野沢、山都、喜多方などを経由して会津若松駅へ向かいます。
新津駅発は10時03分、会津若松駅着は13時36分。復路は会津若松駅を15時28分に出発し、新津駅に18時44分に到着するダイヤです。
SLの迫力を楽しみたい人はもちろん、DL運転日でも「ばんえつ物語」の客車や車窓を楽しむことができます。
2026年秋は、「土曜日ならSL」と決めつけず、運転日を確認することがポイントになりそうです。
10月はSL運転日が少ないため、特に注意が必要です。
紅葉に彩られた磐越西線を走る「ばんえつ物語」に乗って、秋の会津・新潟方面への旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。




