廃線から20年 お別れ列車を再現!3両編成で走る「リバイバル・さよなら ふるさと銀河線号」(2026年10月11日)

りくべつ鉄道CR75-3 鉄道遺産

2006年4月20日に最終運転を迎え、翌4月21日に廃止された北海道ちほく高原鉄道「ふるさと銀河線」

2026年で廃止から20年を迎えることを記念して、ふるさと銀河線りくべつ鉄道では、営業最終日に運転された「さよならふるさと銀河線号」を再現する特別列車「リバイバル・さよならふるさと銀河線号」2026年10月11日に運転します。

当時使用されたヘッドマークの掲出に加え、最終列車の車内で流れたお別れアナウンスの音源も放送されるなど、20年前の最後の一日を思い起こさせる内容になっています。

リバイバル・さよなら ふるさと銀河線号

陸別町商工会ホームページ

ふるさと銀河線廃止から20年

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北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線CR75-1

ふるさと銀河線は、北海道の池田駅と北見駅を結んでいた全長140.0kmの鉄道路線です。

国鉄池北線を引き継ぐ形で1989年に第三セクターの北海道ちほく高原鉄道へ移管され、「ふるさと銀河線」の愛称で運行されていました。

しかし利用者の減少などから鉄道事業の廃止が決まり、2006年4月20日を最後に営業運転を終了。

翌4月21日をもって、池田~北見間を結ぶ約140kmの鉄路は廃止されました。

それから20年。

かつての陸別駅では、現在も「ふるさと銀河線りくべつ鉄道」として車両の保存・運転体験などが行われています。

今回のイベントは、廃止から20年という節目に合わせて、営業最終日の記憶をもう一度たどるものです。

現在も3両編成を走らせられる「りくべつ鉄道」

「旧陸別駅」線路と跨線橋跡 alt="「旧陸別駅」線路と跨線橋跡" class="wp-image-15977"/>
「旧陸別駅」線路と跨線橋跡

ふるさと銀河線の廃止から20年が経過しましたが、陸別町には現在も当時の車両が残されています。

旧陸別駅周辺は「ふるさと銀河線りくべつ鉄道」として整備され、ふるさと銀河線で使用されていた気動車を使った乗車体験や運転体験が行われています。2020年には陸別~分線間の線路改修も完了し、2021年からはこの区間で運転体験ができるようになりました。

今回の「リバイバル・さよなら ふるさと銀河線号」では、CR75-1、CR75-2、CR75-3の3両を連結して運転。

廃線から20年が経過した今も、当時の車両と線路の一部が残されている陸別町だからこそ実現できるリバイバル運転です。

営業最終日に運転された「さよならふるさと銀河線号」を再現

2026年10月11日に運転されるのが「リバイバル・さよならふるさと銀河線号」です。

運転区間は、現在も車両の保存・運転体験が行われている陸別駅から分線駅まで。

陸別駅を15時45分に出発し、分線駅で折り返して陸別駅へ戻ります。

運転区間は片道約5.7kmです。

「リバイバル・さよならふるさと銀河線号」概要

項目内容
運転日2026年10月11日(日)
運転区間陸別駅~分線駅間
距離約5.7km(往復)
陸別駅発15:45
陸別駅着16:50ごろ
使用車両CR75-1+CR75-2+CR75-3
編成3両
乗車料金大人2,000円、小学生1,000円、幼児無料
申込締切2026年10月6日(火)

使用されるのはCR75形の3両編成。

営業最終日に運転された「さよならふるさと銀河線号」を、当時の姿を意識して再現する予定です。

当時使用されたヘッドマークも登場

今回の列車では、営業最終日に実際に使用されたヘッドマークも掲出されます。

廃止から20年が経過した現在、当時の列車をそのまま走らせることはできません。

しかし、保存されている車両を使い、ヘッドマークや車内放送などを組み合わせることで、営業最終日の雰囲気を再現します。

特に鉄道ファンにとって気になるのが、当時の放送を再び聞くことができる点です。

当時の「お別れ放送」も車内で流れる

2006年4月20日の営業最終日には、北見駅~陸別駅間で「さよならふるさと銀河線号」が運転されました。今回の列車では、当時陸別駅に到着した列車の車内で流れた「お別れアナウンス」の音源も放送されます。

2006年4月20日。

そのときの車内で流れていたお別れのアナウンスを、20年後に保存車両の車内で聞くことになります。

車両そのものだけではなく、当時の「音」まで残されているからこそできる企画と言えそうです。

20年前に実際にふるさと銀河線を利用した人にとっては、当時の記憶を思い出す機会にもなりそうですね。

乗車は予約制 記念乗車証などの特典も

「リバイバル・さよならふるさと銀河線号」は予約制です。

乗車した人には記念乗車証などのプレゼントが用意されるほか、実際に使用されたヘッドマークも掲出されます。

乗車料金は大人2,000円、小学生1,000円、幼児は無料。

料金は当日受付で支払いますが、現金のみとなっています。

申込締切は10月6日ですが、定員に達した場合などは期限前に受付を終了する場合があります。

乗車を希望する場合は、早めに申し込んだほうがよさそうです。

「廃線後」にも残ったふるさと銀河線

ふるさと銀河線は2006年に廃止されましたが、その歴史が完全に消えたわけではありません。

陸別駅では、廃止後の2008年から「ふるさと銀河線りくべつ鉄道」として保存車両を活用した活動が始まりました。

現在も実際の車両に乗車したり、運転体験を楽しんだりすることができます。

廃線となった路線の車両を動態保存し、乗車体験などにつなげている例は、鉄道ファンにとって貴重な存在です。

今回の「リバイバル・さよならふるさと銀河線号」も、こうした保存活動が続いているからこそ実現するイベントと言えるでしょう。

2006年の営業最終日に乗車した人にとっては20年ぶりの「さよなら列車」。

そして、当時を知らない世代にとっては、廃止されたふるさと銀河線の歴史を知る機会にもなります。

20年という節目に、当時の3両編成とヘッドマーク、そして725Dで流れたお別れアナウンスを組み合わせて運転される今回の列車。

「廃線から20年」を感じられる、印象的なリバイバル運転になりそうです。

※出発時刻や使用車両は変更される場合があります。最新情報は主催者の案内をご確認ください。

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