北上線(ほっとゆだ駅~横手駅)復旧には相当の期間が必要 8月17日より代行バス運行(土曜休日は運行なし)

北上線(ほっとゆだ駅) JR東日本

JR東日本2026年8月12日北上線の今後の列車運行計画を発表しました。

北上線では8月2日の大雨によって鉄道設備が被災し、現在もほっとゆだ駅~横手駅間で列車の運転を見合わせています。

今回の発表で、JR東日本はこの区間について「運転再開の見通しは立っておらず、相当の期間を要する見込み」としています。

8月17日(月)からは、ほっとゆだ駅~横手駅間で代行バスの運行が始まります。

北上線の列車運行計画について

北上線 ほっとゆだ~横手間の代行バス時刻表

JR東日本ホームページ

北上線はほっとゆだ駅を境に運行

今回の大雨による被災で運転を見合わせているのは、北上線のほっとゆだ駅~横手駅間です。

一方、北上駅~ほっとゆだ駅間については、これまでどおり通常の列車本数・時刻で運転されます。

つまり、北上線は現在、

北上駅~ほっとゆだ駅:列車運転

ほっとゆだ駅~横手駅:列車運休・代行バス

という形になっています。

ほっとゆだ駅は北上線の途中にある駅で、駅舎に温泉施設が併設されていることでも知られています。

北上線を全線通して利用する場合には、ほっとゆだ駅で列車から代行バスへ乗り換えることになります。

復旧には「相当の期間」を要する見込み

今回の発表で特に気になるのが、ほっとゆだ駅~横手駅間について、「運転再開の見通しは立っておらず、相当の期間を要する見込み」とJR東日本が明らかにしたことです。

単に「復旧作業中」とするだけではなく、運転再開時期の見通しそのものが立っていません。

8月2日の大雨によって鉄道設備が被災したことが原因ですが、被害状況の確認や復旧工事などに時間がかかるものとみられます。

そのため、北上線のほっとゆだ駅~横手駅間については、しばらくの間、代行バスを利用することになりそうです。

現時点では「○月○日に運転再開」といった具体的な予定は発表されていません。

8月17日から平日のみ代行バスを運行

JR東日本は8月17日(月)から、ほっとゆだ駅~横手駅間でバスによる代行輸送を行います。

ただし、注意したいのが代行バスは平日のみの運行という点です。

土曜日・日曜日・祝日は代行バスが運行されません。

鉄道が運休している区間をバスで代替する場合、毎日運行されるケースもありますが、今回の北上線では平日に限定されています。

土日祝日に北上線のほっとゆだ駅~横手駅間を利用する予定がある場合は、別の交通手段を検討する必要があります。

代行バスは1日9便

8月17日から運行される代行バスは、ほっとゆだ駅~横手駅間で下り5便、横手駅~ほっとゆだ駅間で上り4便です。

途中のゆだ高原、黒沢、小松川、相野々にも停車します。

下り(ほっとゆだ駅→横手駅) 5便

列車代行バス
北上ほっとゆだほっとゆだ横手
6:006:52
6:016:487:208:12
7:358:20
9:5310:3711:1012:02
13:4214:26
16:4817:3217:5018:42
18:1319:01
19:2920:1620:5021:42
21:0021:48

上り(横手駅→ほっとゆだ駅) 4便

代行バス列車
横手ほっとゆだほっとゆだ北上
5:426:33
5:506:427:117:59
8:309:15
9:5010:4211:2012:04
14:5215:36
16:3017:2217:5518:39
19:1019:55
19:3020:2220:4221:25

なお、代行バスは道路事情などによって遅れる場合があります。

北上駅~ほっとゆだ駅間の列車へ乗り換える場合には、代行バスの遅れによって接続できない可能性もあるため、時間に余裕を持った利用がよさそうです。

代行バスでも運賃は列車と同額

代行バスを利用する際の運賃は、通常の列車利用時と同額です。

有効な乗車券類で利用できますが、北上線ではSuicaなどの交通系ICカードは利用できません。乗車券はあらかじめ購入しておく必要があります。

定期券を利用する場合は、代行バスの運転手に定期券を提示します。

乗車券を持っていない場合は、代行バスの運転手から「北上線代行輸送証明書」を受け取り、駅係員のいる駅で運賃を支払うか、きっぷ入れに運賃を入れる方式となっています。

普段からSuicaなどで鉄道を利用している人は、特に注意が必要です。

代行バスのりばにも注意

代行バスの乗り場は基本的に各駅前ですが、小松川駅については乗り場が駅から離れています。

JR東日本の案内によると、小松川駅の代行バス乗り場は国道107号線沿いです。

また、横手駅では西口ロータリーが代行バスの乗り場となります。

列車からバスへの乗り換えを予定している場合は、事前に乗り場を確認しておいたほうが安心でしょう。

北上線の全線復旧はいつになる?

今回の発表で、北上線の北上駅~ほっとゆだ駅間は通常運転に戻っている一方、ほっとゆだ駅~横手駅間は復旧時期が見通せないという状況が明確になりました。

特にJR東日本が「相当の期間を要する見込み」としていることから、短期間での運転再開を期待するのは難しそうです。

北上線は北上市と横手市を結び、岩手県と秋田県を横断する路線です。

沿線には温泉や自然を楽しめる場所もあり、観光で利用する人にとっても貴重な路線です。

北上線では、8月・9月に臨時列車の運行が予定されていましたが、「ひなび 錦秋湖」(8月14日~16日)・大曲花火大会の臨時列車(8月29日)の運転中止が決定しています。

また、「風っこ錦秋湖号」(9月5日・6日)についても運転されるかは微妙な状況となっています。

今回の被災が長期化すれば、今後予定されている観光列車やイベントなどにも影響が出る可能性があります。

今後、復旧工事の進捗や運転再開時期についてJR東日本から新たな発表があれば、改めて確認したいところです。


北上線の第一報はこちらになります。

盛岡経由での移動も可能ですが・・・

代行バスは平日のみの運行となっています。土曜休日に北上駅から横手駅へ移動したい場合は「こまち」を利用して盛岡駅を経由するルートを利用することも可能です。

ただしこの区間は、大都市近郊区間となっていませんので大回り乗車の対象ではありません。したがって乗車したルートで計算した運賃が必要です。また、「こまち」を利用した際は特急券も必要となります。

まとめ

2026年8月2日の大雨によって被災した北上線のほっとゆだ駅~横手駅間では、現在も列車の運転見合わせが続いています。

JR東日本は8月12日、運転再開の見通しは立っておらず、復旧には相当の期間を要する見込みと発表しました。

8月17日(月)からは代行バスが運行されますが、平日のみで、土日祝日は運行されません。

また、代行バスではSuicaなどの交通系ICカードが利用できないため、利用する場合はあらかじめ乗車券を用意する必要があります。

北上線を利用する予定の方は、今後の運転状況を確認したうえで旅行や移動の計画を立てたほうがよさそうです。

北上線のほっとゆだ駅~横手駅間が一日も早く復旧し、再び列車が走る姿を見られることを願いたいと思います。

リンク:JR東日本の公式発表: 北上線の列車運行計画について(JR東日本)

代行バス時刻表: 北上線ほっとゆだ~横手間の代行バス時刻表(JR東日本)

タイトルとURLをコピーしました