「江尾十七夜2026」で伯備線臨時列車運行! 上溝口信号場で定期列車と交換(2026年8月17日)

山陰本線キハ121系 JR西日本

鳥取県江府町で、2026年8月17日(月)「江尾十七夜2026」が開催されます。

江尾十七夜は、江府町江尾地区で毎年8月17日前後に開催されている伝統的な夏祭りです。2026年は8月17日14時から22時まで開催される予定で、会場はJR伯備線の江尾駅からすぐの江尾の町中。江府町も「江尾十七夜へのお越しは公共交通機関がおすすめ」と案内しており、JR伯備線では臨時列車も運転されます。

今回は、この臨時列車について紹介します。

500年の伝統を誇る「江尾十七夜」

「江尾十七夜」は、かつて伯耆国の江美城の城主が、盂蘭盆の十七日の夜に城門を開放し、町民や農民とともに盆の供養や豊年を祈って踊り明かしたことが始まりとされる、約500年の伝統を持つ夏祭りです。

現在は、鳥取県無形民俗文化財に指定されている「ごだいぢ踊り」をはじめ、屋台、灯ろう流し、花火など、江尾地区を舞台にさまざまな催しが行われます。

2026年の開催時間は14時から22時まで。

特に夜には花火も予定されており、JR江尾駅周辺は多くの来場者でにぎわうことが予想されます。花火は21時から21時20分の予定です。

江尾駅は会場のすぐ近くにあるため、鉄道を利用して訪れやすいイベントでもあります。

江尾十七夜に合わせて伯備線で臨時列車

今回の江尾十七夜では、JR伯備線に臨時列車が設定されます。

江府町の公式案内でも「JR伯備線臨時便あり!」と告知されており、さらに記念乗車証の配布も予定されています。

リンク:江尾十七夜2026開催!!

伯備線16:00以降ダイヤ

下り(生山駅→江尾駅→米子駅)

新見生山根雨江尾米子
945D16:0616:2816:3617:05
831M16:2817:1817:4017:4818:18
947D18:1918:4618:5519:24
833M18:3519:5320:3120:3921:13
9851D(臨時)21:4522:31
835M21:5922:4123:1023:1923:45

上り(米子駅→江尾駅→生山駅)

米子江尾根雨生山新見
828M16:1316:4616:5517:3018:11
946D16:5717:2617:3518:09
830M18:2618:5519:0419:3220:30
832M19:4120:0920:3020:5421:52
834M21:3022:01着
22:19発
22:2722:5123:29

江尾十七夜では以前から祭り終了後の帰宅に対応する臨時列車が運転されてきました。

2026年も祭りを楽しんだあと、江尾駅から伯備線を利用して帰宅できるよう臨時列車が設定されます。

今回注目したいのは、その臨時列車の時刻です。

江尾21時45分発の臨時列車

今回の臨時列車は、江尾駅を21時45分に発車し、伯耆溝口駅へ向かいます。

江尾21:45発 → 伯耆溝口22:02着

というダイヤです。

列車番号から気動車での運用となっています。伯備線では、伯耆大山駅~生山駅間の列車に気動車が使用されていますが、キハ121系(1両)とキハ126系(2両)の運用があります。今回の臨時列車はどちらが使用されるのでしょうか。

21時から21時20分まで予定されている花火を見たあとでも、江尾駅へ移動して乗車できる時間設定になっています。

江尾十七夜は22時まで開催予定ですから、祭りの終盤まで楽しんでから帰る場合にも利用しやすい列車といえそうです。

ただし、花火終了後は駅へ向かう人が集中する可能性があります。臨時列車を利用する場合は、時間に余裕を持って江尾駅へ向かいたいところです。

注目は「上溝口信号場」での列車交換

そして、鉄道ファンとして今回の臨時列車で注目したいのが、上溝口信号場での列車交換です。

江尾駅と伯耆溝口駅の間には、上溝口信号場があります。

今回の臨時列車と、反対方向へ走る定期列車の時刻を確認すると、非常に興味深いダイヤになっています。

上りの定期列車は、

伯耆溝口21:52発 → 江尾22:01着

です。

一方、下りの臨時列車は、

江尾21:45発 → 伯耆溝口22:02着

となっています。

つまり、江尾駅を21時45分に発車した臨時列車が伯耆溝口方面へ向かう途中で、伯耆溝口駅を21時52分に発車した上り定期列車とすれ違うダイヤになっています。

江尾駅と伯耆溝口駅の間には、列車交換が可能な上溝口信号場があります。

そのためダイヤ上は、下り臨時列車と上り定期列車が上溝口信号場で列車交換する設定と考えられます。

さらに、伯耆大山駅では22時14分に到着した後22時24分まで停車し、定期列車の特急「やくも27号」の退避も行われます。

祭りに合わせて臨時列車を走らせるだけでなく、通常の定期列車との行き違いまで考慮してダイヤが組まれている点は、今回の臨時列車の面白いところです。

伯備線の単線区間ならではのダイヤ

伯備線の江尾駅から伯耆溝口駅方面は、列車の運転本数が多い区間ではありません。

そのため、イベントに合わせて臨時列車を設定する場合には、定期列車との行き違いをどこで行うのかが重要になります。

今回のダイヤを見ると、江尾21時45分発の臨時列車と伯耆溝口21時52分発の上り定期列車が設定されています。

この2本を成立させるため、途中の上溝口信号場を列車交換に使用する形になっていると考えられます。

普段はあまり注目する機会のない信号場ですが、こうしたイベント臨時列車が設定されると、その存在がダイヤ上に見えてきます。

「臨時列車に乗る」というだけでなく、どこで定期列車と交換するのかを時刻表から考えてみるのも、鉄道の楽しみ方の一つではないでしょうか。

江尾十七夜へは公共交通機関がおすすめ

江府町は、江尾十七夜へのアクセスについて公共交通機関の利用を呼びかけています。

会場はJR江尾駅からすぐの場所にあるため、鉄道利用との相性も良いイベントです。臨時駐車場も用意され、シャトルバスも運行される予定ですが、夜の祭りを楽しんだあとに運転する必要がないという点では、列車利用にもメリットがあります。

特に今回のように帰宅時間帯に臨時列車が設定されることで、鉄道を利用して江尾十七夜を訪れる選択肢が広がります。

一方、祭り当日は多くの来場者が予想されるため、列車を利用する場合は混雑にも注意したいところです。

また、臨時列車の運転時刻や乗車方法などは、利用前にJR西日本や江府町の最新案内を確認しておくことをおすすめします。

まとめ

2026年8月17日(月)に開催される「江尾十七夜2026」に合わせ、JR伯備線では臨時列車が運転されます。

今回の臨時列車で特に注目したいのが、江尾21時45分発→伯耆溝口22時02分着というダイヤです。

反対方向には、伯耆溝口21時52分発→江尾22時01分着の定期列車が設定されています。

この時刻関係から、両列車は途中の上溝口信号場で列車交換を行うダイヤになっています。

江尾十七夜という地域のお祭りに合わせた臨時列車ですが、時刻表を詳しく見てみると、伯備線の単線区間ならではの列車交換を見ることができます。

祭りを楽しむだけでなく、臨時列車の運転や定期列車との交換にも注目してみると、江尾十七夜への鉄道旅がさらに面白くなりそうです。

500年の伝統を誇る江尾十七夜へ、今年は伯備線の列車で出かけてみてはいかがでしょうか。

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