8000系「アンパンマン列車」リニューアル車両は12月12日デビュー!「しおかぜ10号」「いしづち10号」で運転開始 出発式・記念ツアーも

リニューアル前の8000系「アンパンマン列車」 JR四国

JR四国が予讃線で運行している8000系「アンパンマン列車」。

2026年7月に、外観や車内のデザインを大きくリニューアルすることが発表されていましたが、今回、リニューアル車両の運転開始日が決まりました。

2026年12月12日(土)から、特急「しおかぜ10号」「いしづち10号」で運転を開始する予定です。

岡山から松山方面へ向かう「しおかぜ」としても利用できる列車なので、新しい「アンパンマン列車」の登場を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。

「予讃線8000系アンパンマン列車」リニューアル列車の
運転開始日決定!あわせてツアー商品を発売します。

JR四国ホームページ

12月12日「しおかぜ・いしづち10号」からリニューアル車両に

今回リニューアルされるのは、予讃線で運行されている8000系「アンパンマン列車」です。

JR四国によると、予讃線の「アンパンマン列車」は導入から25周年という節目を迎えます。

これまで利用してきた人への感謝を込めて、外装・内装のデザインをリニューアルします。

そして今回、運転開始日が正式に決定。

2026年12月12日(土)の特急「しおかぜ・いしづち10号」から運転開始予定となっています。

岡山方面から見ると、「しおかぜ10号」で新しい「アンパンマン列車」に乗ることができるのがポイントですね。

なお、リニューアル工事のため、2026年9月24日から12月12日の運転開始までは一般車両で運転されます。

この期間は「アンパンマンシート」を利用することができませんので、乗車を予定している方は注意が必要です。

2号車も「アンパンマンシート」に

今回のリニューアルで、特に大きく変わるのが車内です。

これまでアンパンマンシートが設定されていた1号車に加えて、2号車も新たにアンパンマンシートになります。

1号車は16席、2号車は68席で、合わせて84席のアンパンマンシートが設定されます。

シートには12種類の「なかまたち」がデザインされるとのこと。

また、1号車・2号車のアンパンマンシートは、瀬戸内海沿線を走る予讃線の風土や景観をモチーフに、「山」と「海」の世界観を表現したものになるそうです。

これまでよりアンパンマンシートの座席数が大きく増えるので、親子での旅行では利用しやすくなりそうですね。

外観や車内デザインもリニューアル

今回のリニューアルは、アンパンマンシートを増やすだけではありません。

8000系「アンパンマン列車」は、外観・内装のデザインをリニューアルします。

予讃線は岡山・高松方面から松山方面へ向かい、瀬戸内海を眺めながら走る区間もあります。

新しい車両では、そうした予讃線らしさも取り入れられています。

7月にリニューアルが発表された時点では、2026年12月中旬のデビューが予定されていましたが、今回の発表で12月12日と具体的な日付が決まりました。

これで、実際に新しい車両を見ることができる日がはっきりしましたね。

※リニューアルの詳しい内容については、以前の記事でも紹介しています。

12月12日は出発式も予定

リニューアル車両の運転開始にあわせて、出発式も計画されています。

ただし、2026年9月18日時点では、出発式の詳しい内容についてはまだ発表されていません。

JR四国では、詳細が決まり次第あらためて知らせるとしています。

どの駅で、どのような形で出発式が行われるのかも気になるところです。

12月12日はリニューアル車両の「デビュー日」になるだけに、鉄道ファンにとっても注目の日になりそうです。

リニューアル初便に乗車できる記念ツアーも

JR四国では、リニューアル車両の運転開始にあわせて、「予讃線8000系アンパンマン列車 リニューアル記念ツアー」も発売しています。

このツアーでは、12月12日に運転されるリニューアル後の「1番列車」に乗車できます(松山8:10発→伊予西条9:08着)。

しかも、アンパンマンシートが確約されるツアーとなっています。

行程は松山駅からスタート。

午前8時10分発の特急「しおかぜ10号」で伊予西条駅へ向かい、四国鉄道文化館を訪れます。

ツアー限定イベントとしてミニSL乗車会や伊予西条駅オリジナルクイズラリーなども予定されています。

その後、伊予西条駅から「しおかぜ5号」(伊予西条11:12発→松山12:10着)で松山駅へ戻る行程です。

なお、帰りの「しおかぜ5号」はアンパンマン列車ではありません。

旅行代金は松山駅発着で、

  • 大人:8,800円
  • こども(小学生):5,900円
  • 幼児(3歳~):4,900円

となっています。

募集人員は40名、最少催行人員は18名です。

ツアーは2026年9月19日から発売されています。


12月19日(土)・20日(日)には、普段は瀬戸大橋線を走行している「アンパンマントロッコ」が高徳線(高松駅~徳島駅)で運行されます。

アンパンマン列車の記念ツアーは意外と利用しやすい価格

今回のリニューアル記念ツアーを見ていて、もう一つ気になったのが旅行代金です。

松山~伊予西条間を通常の指定席特急で往復すると、通常期は3,720円×2=7,440円です。

今回のツアーは8,800円なので、通常の指定席特急を往復利用する場合との差額は1,360円。

もちろん、単純に運賃・料金だけを比較することはできません。今回のツアーには、リニューアルされたアンパンマン列車の初便への乗車、アンパンマンシートの確約に加えて、四国鉄道文化館の見学、ミニSL乗車会、オリジナルクイズラリーなどが含まれています。

そう考えると、「アンパンマン列車だから大きなプレミアム料金が設定されている」という印象ではありません。

9月18日には、別の「アンパンマントロッコクリスマスツアー」も発表されています。こちらもアンパンマントロッコだけでなく、特急列車やホテルでのランチビュッフェなどを組み合わせた旅行商品です。

ここは、鉄道ファン向けの新型車両デビューとは少し違うところなのかもしれません。

例えば、新型の通勤型車両がデビューすると、鉄道ファンにとっては「最初の列車に乗ってみたい」「新型車両を記録したい」ということ自体が大きな目的になります。

一方、アンパンマン列車の場合は、子どもと一緒に列車に乗ることそのものが旅行の目的になります。

そのため、列車の「プレミアム感」を前面に出して価格を上げるというより、列車への乗車に食事や観光、イベントを組み合わせて、家族で参加しやすい旅行商品にするという考え方なのかもしれません。

JR四国がこうした価格設定を会社として明確に打ち出しているわけではありませんが、今回発表された複数のツアーを見ると、アンパンマン列車を単なる子ども向け車両ではなく、家族旅行の目的地の一つとして活用していることがうかがえます。

「アンパンマン列車だから、かなり高いのでは」と思っていたので、通常の指定席特急との価格差を計算してみると、少し意外な設定でした。

岡山から「しおかぜ」で乗る人にも注目の12月12日

今回の発表で、リニューアルされた8000系「アンパンマン列車」が12月12日から運転を開始することが正式に決まりました。

特に岡山から利用する場合は、「しおかぜ10号」がリニューアル車両の運転開始列車になるという点が気になります。

これまでの「アンパンマン列車」を知っている方にとっては、外観や車内がどのように変わったのかを見る楽しみもありますし、初めて乗る子どもたちにとっても新しい列車との出会いになります。

予讃線を走る8000系「アンパンマン列車」が、25周年という節目を迎えてどのように生まれ変わるのか。

12月12日のデビューが楽しみですね。

※出発式の詳細などについては、JR四国から発表があり次第、追記します。

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