岡山県北部の津山市は、鉄道ファンにとっておなじみの町です。JR津山線や姫新線、因美線が乗り入れる津山駅があり、扇形機関車庫を活用した「津山まなびの鉄道館」もあります。
そんな津山駅の北口広場に展示されている蒸気機関車「C11形80号機」が、2026年10月14日の「鉄道の日」に合わせて清掃され、きれいな姿になりました。
新見市と同じく、鉄道とのつながりが深い津山市。鉄道館を訪れた際には、駅前に展示されている蒸気機関車にも目を向けてみてはいかがでしょうか。
“鉄道のまち津山”で秋の行楽客を迎える準備 「鉄道の日」にJR津山駅前で蒸気機関車の清掃活動【岡山】
岡山放送(OHK)ホームページ
津山駅北口広場のC11形80号機を清掃
2026年10月14日は「鉄道の日」です。日本初の鉄道が開通した日にちなんで制定されたこの日に、JR津山駅の北口広場では蒸気機関車C11形80号機の清掃活動が行われました。
清掃にはJR西日本や津山市観光協会などが協力。高圧洗浄機やデッキブラシなどを使い、車体に付いたほこりや汚れを落としました。
津山駅前のシンボルとして親しまれている蒸気機関車。秋の行楽シーズンを迎えるにあたり、訪れる人たちをきれいな姿で迎える準備が整いました。
C11形80号機は津山線や吉備線などで活躍
C11形80号機は、1948年から24年間にわたって津山線や吉備線などで活躍した蒸気機関車です。
引退後は津山市内の南小学校に展示されていましたが、2017年8月、津山駅前の再整備に合わせて現在の北口広場に移設されました。
移設時には、全長約13メートル、重さ約52トンの車体を大型トレーラーに載せ、深夜の市街地を運ぶ大がかりな作業が行われたそうです。
駅前に移ってから約9年。多くの市民や観光客の目に触れる場所で、津山の鉄道の歴史を伝え続けています。
岡山県北部には鉄道関連のみどころがあります
津山まなびの鉄道館
1936年に作られた津山駅にある旧津山扇形機関車庫を利用した施設です。
引退した気動車・機関車を中心に展示されています。
津山駅から徒歩で行ける範囲にあり定期的に鉄道関連のイベントも行われています。
展示されている車両・イベントについては公式のホームページで確認することができます。
リンク:津山まなびの鉄道館
津山市内の有名な駅
- 因美線 知和駅
秘境駅として知られている駅です。テレビなどで紹介されることが多いので知っている人も多いと思います。
因美線は本数が少ないため訪問する際は、時刻表での確認が必要です。
- 因美線 美作滝尾駅
1995年に公開された映画『男はつらいよ 寅次郎紅の花』の冒頭で使われた駅です。映画を見た方は、あそこのシーンだと思うのではないでしょうか。
- 因美線 三浦駅
ホームわきにある桜の木が有名な駅です。春の桜のシーズンには鉄道ファン以外も撮影に来る有名なスポットとなっています。
因美線では、春と秋のシーズンに国鉄時代の塗装を再現したキハ40系・キハ47系を使用した臨時列車「みまさかスローライフ列車」を津山駅~智頭駅の間で運行しています。2026年の秋は11月7日(土)・8日(日)に運行されます。
キハ40系「プロトピア行き列車」
津山線や姫新線では、キハ40系を使用した列車も運行されています。2026年10月10日には、新たなデザインをまとった「プロトピア行き列車」の運行も始まりました。
津山線・姫新線(津山~中国勝山)で運行されています。姫新線の運用は早朝のみですので津山線で乗車・撮影することをおすすめします。また、12月までの運行スケジュールもJR西日本から公開されています。
SAKU美SAKU楽
津山線を走る観光列車です。ピンクを基調としたデザインとなっています。
運行5日前までに予約可能な食事も用意されており、岡山の食材を生かした料理を楽しむことも可能です。
新見も鉄道で有名です
岡山県北部には、津山だけでなく、新見にも鉄道の歴史を感じられる場所があります。新見といえば、かつて伯備線の布原信号場で見られたD51形蒸気機関車の三重連が生かした観光スポットがあります。
「津山まなびの鉄道館」とあわせて訪れたいスポット
津山市には、旧津山扇形機関車庫を活用した「津山まなびの鉄道館」があります。貴重な車両や鉄道施設を見学できる、鉄道ファンにはおなじみのスポットです。
津山駅前のC11形80号機も、こうした津山の鉄道の歴史を感じられる場所のひとつです。
鉄道館を訪れた際には、駅前の蒸気機関車にも注目してみてはいかがでしょうか。現役時代に津山線や吉備線などで活躍した車両を、駅前でじっくり眺めることができます。
岡山県北部では、新見市も鉄道との結びつきが深い町です。津山市もまた、鉄道路線や車両、鉄道施設を通じて、その歴史を今に伝えています。
今回の清掃をきっかけに、津山駅前のC11形80号機にも改めて注目が集まるとよいですね。
関連記事・参考リンク
リンク:津山まなびの鉄道館(公式サイト)
※施設の開館日・営業時間・入館料などは、お出かけ前に公式サイトでご確認ください。







