JR西日本は、観光列車「うみやまむすび」の運行を2026年12月に終了すると発表しました。これに伴い、2026年12月6日・7日に団体臨時列車「ありがとう!『うみやまむすび』団臨ラストランツアー」を運行します。
使用車両はキハ40-2007号車です。北近畿エリアの観光列車として親しまれてきた車両ですが、実は新製配置が岡山気動車区だったという経歴もあります。
「うみやまむすび」運行終了のお知らせ
JR西日本ホームページ
ありがとう!「うみやまむすび」団臨ラストランツアーの
実施について
(2026年11月2日追記)日本旅行のページで「うみやまむすび」団臨ラストランツアーのダイヤが発表されています。
- 豊岡駅(10:06発)→餘部駅(11:31着)→浜坂駅(11:49着)
- 浜坂駅(11:58発)→餘部駅(12:13発)→豊岡駅(14:04着)
(2026年10月27日18時追記)プレスリリースには、「車両の定期検査に伴い、運行を終了することといたしました。」とあるため車両自体は引き続き使用される可能性が高そうです。
観光列車「うみやまむすび」2026年12月に運行終了
「うみやまむすび」は、2019年7月から運行しているJR西日本の観光列車です。
車体にはハート型の結びや、幸せを運ぶこうのとりの装飾が施されています。「しあわせなご縁を結ぶ」というコンセプトのもと、北近畿エリアの観光地を結ぶ列車として運行されてきました。
2019年の登場時には、以前の観光列車「天空の城 竹田城跡号」に使用されていたキハ40-2007号車をリニューアル。城崎温泉や天橋立、竹田城跡など、北近畿の観光地を結ぶ列車として新たなスタートを切りました。
alt="キハ40-2007 天空の城 竹田城跡号" class="wp-image-18651"/>今回、車両の定期検査に伴い、2026年12月をもって運行を終了することになりました。
12月6日・7日に豊岡~浜坂間でラストラン
運行終了にあたり、キハ40-2007号車を使用した団体臨時列車が運行されます。
| 項目 | 内容 |
| 列車名 | ありがとう!「うみやまむすび」団臨ラストランツアー |
| 使用車両 | キハ40-2007号車 |
| 2026年12月6日(日) | 豊岡~浜坂間を1往復 |
| 2026年12月7日(月) | 豊岡~浜坂間を1往復+車両に乗車したまま洗浄体験 |
両日とも、豊岡駅と浜坂駅の間を1往復します。7日には、オプションとして「うみやまむすび」に乗車したまま車両の洗浄を体験できる企画も用意されています。
なお、今回のラストランは「うみやまむすび」を使用した団体臨時列車としての最終運行を指します。車両そのものが今後一切運転されなくなるという意味ではない点には注意が必要です。
乗車ツアーの発売日
ツアーの発売は、2026年11月2日(月)13時からです。
観光ナビ「tabiwa by WESTER」の「tabiwaトラベル」にある「こだわり企画」欄から、「鉄道ファンの宝箱」を経由して専用ページに進む方式となっています。
詳しくは、JR西日本の公式発表をご確認ください。
キハ40-2007号車は岡山気動車区に新製配置
今回のラストランで注目したいのが、使用車両のキハ40-2007号車です。
現在は北近畿エリアで活躍している車両ですが、新製配置は岡山気動車区でした。当時は非電化だった伯備線をはじめ吉備線・津山線などで使用されました。
岡山といえば、現在も津山線や吉備線などでキハ40系・キハ47系が活躍する地域です。岡山地区の鉄道に親しんできた方にとっては、北近畿の観光列車として知られる車両に、岡山とのつながりがあることは興味深い点ではないでしょうか。
その後は、1991年3月に津山鉄道部、1997年5月に加古川鉄道部、さらに1999年10月には、豊岡鉄道部へ転属しています。
その後、2014年4月には「天空の城 竹田城跡号」となりました。
そして、2019年7月に「うみやまむすび」へと生まれ変わりました。観光列車として装いを変えながら、北近畿エリアの旅を彩ってきた車両です。
今回の運行終了は、こうした観光列車の歩みを振り返る機会にもなりそうです。
まとめ
2019年7月から運行してきた観光列車「うみやまむすび」が、2026年12月に運行を終了します。
ラストランツアーは12月6日・7日に豊岡~浜坂間で各日1往復運行され、7日には車両洗浄体験も予定されています。
岡山気動車区に新製配置されたキハ40-2007号車が、北近畿の観光列車として活躍してきた経歴にも注目したいところです。
※本記事は2026年10月27日発表のJR西日本の情報をもとに作成しています。ツアーの詳細は公式発表をご確認ください。

