この夏、青森県北部の鉄道ファン・旅行好きにはたまらない話題が飛び込んできました。
7月から8月にかけて、青い森鉄道とJR大湊線を直通する臨時快速列車が3種類運行されます。
普段は会社をまたいで乗り換えが必要な区間を、1本の列車で下北半島へ直行できる貴重なチャンスです。
青い森鉄道ホームページ
運行される直通列車は3種類
今回設定されるのは、観光需要を意識した快速列車が中心。
中でも注目は、JR東日本の人気観光列車 「ひなび」 の投入です。
快速「ひなび 下北」「ひなび 陸奥」
alt="左沢線を走る臨時列車サクランボひなび" class="wp-image-7960"/>使用車両は、東北エリアで活躍する観光列車 ひなび。
落ち着いた車内デザインと、ゆったりとした座席配置が特徴で、移動そのものを楽しめる列車です。
ただしここで 重要な注意点。
- 「ひなび」は青い森鉄道区間のみの乗車ができません。
青い森鉄道線内(青森〜野辺地・八戸〜野辺地)だけを利用することは不可で、
必ずJR大湊線まで乗り通す行程での利用が前提となります。
途中駅での短距離利用を考えている方は要注意です。
- 「ひなび 下北」下り (八戸→野辺地→大湊)
- 運転日 7月2日(木)~5日(日)・18日(土)~20日(月・祝)
- 座席 グリーン車指定席・普通車指定席
| 青い森鉄道 | JR大湊線 | |||||
| 八戸 | 三沢 | 野辺地着 | 野辺地発 | 陸奥横浜 | 下北 | 大湊 |
| 10:54 | → | 11:38 | 11:41 | 12:13 | 12:35 | 12:40 |
- 「ひなび 下北」上り (大湊→野辺地→八戸)
- 運転日 7月2日(木)~5日(日)・18日(土)~20日(月・祝)
- 座席 グリーン車指定席・普通車指定席
| JR大湊線 | 青い森鉄道 | |||||
| 大湊 | 下北 | 陸奥横浜 | 野辺地着 | 野辺地発 | 三沢 | 八戸 |
| 15:59 | 16:04 | 16:26 | 16:52 | 16:54 | → | 17:42 |
- 「ひなび 陸奥」下り(大湊→野辺地→青森)
- 7月22日(水)・23日(木)
- 座席 グリーン車指定席・普通車指定席
| JR大湊線 | 青い森鉄道 | ||||
| 大湊 | 下北 | 陸奥横浜 | 野辺地着 | 野辺地発 | 青森 |
| 15:59 | 16:04 | 16:26 | 16:52 | 17:02 | 17:39 |
- 「ひなび 陸奥」上り (青森→野辺地→大湊)
- 運転日 7月22日(水)・23日(木)
- 座席 グリーン車指定席・普通車指定席
| 青い森鉄道 | JR大湊線 | ||||
| 青森 | 野辺地着 | 野辺地発 | 陸奥横浜 | 下北 | 大湊 |
| 10:56 | 11:36 | 11:41 | 12:13 | 12:34 | 12:40 |
快速「おおみなと」
alt="八戸線キハE130系" class="wp-image-7959"/>こちらは比較的オーソドックスな快速列車で、
青い森鉄道線とJR大湊線を直通し、下北半島の玄関口・大湊まで結びます。
観光はもちろん、イベントや帰省需要も意識した設定といえそうです。
- 「おおみなと」下り (八戸→野辺地→大湊)
- 運転日 8月8日(土)・9日(日)・12日(水)・13日(木)
- 座席 普通車自由席
| 青い森鉄道 | JR大湊線 | |||||
| 八戸 | 三沢 | 野辺地着 | 野辺地発 | 陸奥横浜 | 下北 | 大湊 |
| 13:34 | 13:51 | 14:15 | 14:17 | 14:44 | 15:07 | 15:12 |
- 「おおみなと」上り (大湊→野辺地→八戸)
- 運転日 8月8日(土)・9日(日)・12日(水)・13日(木)
- 座席 普通車自由席
| JR大湊線 | 青い森鉄道 | |||||
| 大湊 | 下北 | 陸奥横浜 | 野辺地着 | 野辺地発 | 三沢 | 八戸 |
| 15:59 | 16:03 | 16:26 | 16:53 | 16:55 | 17:21 | 17:43 |
直通運転の価値は「乗り換えなし」
alt="JR東日本と青い森鉄道の乗り換え駅野辺地駅" class="wp-image-7961"/>青森駅・八戸駅方面から下北半島へ向かう場合、
通常は 野辺地駅での乗り換え が必要になります。
しかし今回の臨時列車では
- 重い荷物を持ったままの移動
- 観光客の多い時期の混雑
といったストレスを軽減。
特に夏の下北は、
・大湊の港町風景
・恐山観光
・海と自然を満喫する旅
など見どころが多く、鉄道旅との相性も抜群です。
きっぷ利用時の注意点
繰り返しになりますが、今回の臨時列車、とくに「ひなび」については
青い森鉄道区間のみの利用不可 という点が最大のポイント。
- 青い森鉄道だけ乗りたい
- 通勤・通学で一部区間だけ使いたい
こうした用途には使えません。
完全に「観光向け」「下北方面への移動向け」の列車と考えたほうがよさそうです。
話題性といえば、こちらの列車もおすすめです。
まとめ
地方ローカル線では、会社境界がネックになることも多い中、
今回のような 第三セクター×JR直通運転 は非常に貴重。
特に観光列車「ひなび」が下北方面に入線するのは話題性十分で、
この夏の東北鉄道ニュースの中でも注目度は高めです。
乗車条件には注意が必要ですが、
「乗り換えなしで下北へ」 という魅力は大きく、
鉄道ファンはもちろん、夏旅を考えている方にもおすすめの列車といえるでしょう。


