52年ぶり。
この数字の重みを、どれだけの人が実感しているでしょうか。
2026年6月27日、東武鉄道のSL大樹が「土津(はにつ)」の名を掲げ、旧国鉄会津線へと足を踏み入れます。
1974年以来、実に半世紀以上ぶりとなる蒸気機関車の入線。これは単なる臨時列車ではなく、歴史的な瞬間と言っていい出来事です。
今回の運行は、東武鉄道・野岩鉄道・会津鉄道が連携し、さらに会津の地へとSLを導く壮大なプロジェクト。
鉄道会社の垣根を越えた“本気”が感じられる企画です。
SL大樹「土津」の情報はこちらからご覧ください。
東武鉄道ホームページ
「土津(はにつ)」という名前に込められた意味
今回のSL大樹には、「土津(はにつ)」という愛称が付けられています。
この名は、会津藩初代藩主・保科正之公を祀る 土津神社 に由来するもの。
単に走らせるだけではなく、
会津の歴史・文化への敬意を込めて走るSL――
そんな想いが、このネーミングからも伝わってきます。
鉄道イベントでありながら、地域そのものを応援する列車。
これこそ、今の時代に求められる観光列車の姿ではないでしょうか。
臨時特急列車時刻表
alt="SL大樹(下今市駅)" class="wp-image-9261"/>- 列車名:スカイツリートレイン91号
- 運転日:6月27日(土)
- 車両:634系 4両編成
| 駅 | スカイツリートレイン91号 | SL大樹「土津」 | リバティ会津113号 (定期列車) |
| 春日部 | 6:55発 | ||
| 栃木 | 7:51着/7:53発 | ||
| 新鹿沼 | 8:12着/8:12発 | ||
| 下今市 | 8:29着/8:45発 | 9:33発 | 11:14発 |
| 新高徳 | 9:06着/9:06発 | ↓ | 11:27発 |
| 東武ワールドスクウェア | 9:15着/9:16発 | ↓ | 11:33発 |
| 鬼怒川温泉 | 9:19着/9:24発 | ↓ | 11:36着/11:37発 |
| 鬼怒川公園 | 9:28着/9:28発 | ↓ | 11:41発 |
| 新藤原 | 9:33着/10:25発 | ↓ | 11:45着/11:46発 |
| 川治温泉 | 10:30着/10:31発 | ↓ | 11:53発 |
| 湯西川温泉 | 10:38着/10:38発 | ↓ | 12:00発 |
| 上三依塩原温泉口 | 10:50着/10:51発 | ↓ | 12:11発 |
| 会津高原尾瀬口 | 11:01着/11:14発 | ↓ | 12:21着/12:22発 |
| 会津田島 | 11:30着 | 12:22着/14:40発 | 12:38着 |
alt="会津田島駅" class="wp-image-9259"/>見どころ①:旧国鉄会津線にSLが走るという事実
旧国鉄会津線(現在の会津鉄道線区)で、蒸気機関車が営業運転として走るのは52年ぶり。
かつて当たり前だった光景が、今では“奇跡の再現”になっています。
沿線の山あい、川沿い、カーブの多い線形。
そこに黒煙を上げて進むSLの姿は、間違いなく時代を超えた一枚になります。
写真派の方も、動画派の方も、
「これは行かない理由がない」
そう言い切れるシーンが、会津に帰ってきます。
見どころ②:直通特急で“応援に行きやすい”
今回注目したいのが、SL運行にあわせて設定される
東武・野岩・会津鉄道直通の臨時特急列車。
首都圏から乗り換えを最小限に、
「応援に行くハードル」をぐっと下げてくれています。
鉄道ファンだけでなく、
・SLは好きだけど移動が大変で…
・家族連れで行きたい
という方にも優しい設定です。
詳細は東武鉄道の公式リリースに掲載されています。
見どころ③:「乗る」「撮る」「応援する」全部が主役
今回のSL大樹「土津」は、
- 実際に乗って楽しむ
- 沿線で撮影して楽しむ
- 会津の地で地域を応援する
この3つすべてが主役です。
沿線には、SLの通過を待つ地元の人たち、
カメラを構えるファン、
そして久しぶりの“汽笛”に耳を傾ける世代。
SLが走ることで、人が集まり、会話が生まれ、
地域に活気が戻る――
それを実感できる一日になるはずです。
まとめ
正直に言ってしまえば、
「これは現地に行かないと後悔するタイプのイベント」です。
52年ぶりという数字は、
次がいつ来るか分からない、という意味でもあります。
SL大樹「土津」が旧国鉄会津線に刻む一日。
鉄道の歴史を“目撃する側”になれるチャンスを、
ぜひ逃さず、応援に行きましょう。


