山陰地方をゆったりと走り、土地の神話や歴史、食文化を列車旅で味わえる観光列車「あめつち」。
このたび、運行会社である 西日本旅客鉄道(JR西日本) から、2026年10月~12月の運行予定と、夏休み期間にあたる7月・8月の特別企画が発表されました。
観光列車「あめつち」7月8月の特別企画実施及び
JR西日本ホームページ
10 月~12月の運転日のお知らせについて
観光列車「あめつち」とは
「あめつち」は、古事記に登場する「天」と「地」から名付けられた観光列車。キハ47系2両編成で運行します。座席はすべてグリーン車指定席となっています。
山陰本線や木次線などを舞台に、沿線の自然や神話の世界観を車内演出や食、語りで体感できるのが大きな魅力です。
外観は山陰の自然をイメージした深みのある配色、車内は木材を多用した落ち着いた空間。
“移動手段”というより、“乗ること自体が目的になる列車”として根強い人気を誇っています。
7月・8月は運行8周年の特別企画を実施!
2026年夏、「あめつち」は運行開始8周年を迎えます。
それを記念して、7月から8月にかけて特別企画が用意されました。
● 旅エッセイを乗客全員にプレゼント
鳥取県出身のイラストレーターによる、山陰の旅をテーマにしたオリジナル旅エッセイを、乗車記念として配布。
ページをめくりながら列車に揺られる時間は、まさに“旅そのもの”を味わう演出です。
● 車内で「怪談」朗読放送
夏らしい企画として、小泉八雲の「怪談」をモチーフにした朗読放送を実施。
山陰の風景と静かな車内に響く語りが、どこか背筋が涼しくなる独特の雰囲気を演出します。
● 2号車カウンターでオリジナルグッズ販売
ランチトートやクリアファイルなど、「あめつち」らしいデザインのグッズも販売。
乗車の思い出としてはもちろん、鉄道ファンのお土産にも良さそうです。
10月~12月の運行予定も発表
夏の特別企画だけでなく、秋から初冬にかけての運行予定も明らかになりました。6月以降の運転日とダイヤは次の通りです。
● あめつち(鳥取駅~出雲市駅間)
alt="JR山陰本線の電車から見える宍道湖" class="wp-image-8083"/>- 運転日(赤字の日は、上り列車は鳥取駅ではなく米子駅止まりとなります)
- 7月 4日(土)・5日(日)・6日(月)・11日(土)・12日(日)・13日(月)・27日(月)
- 8月 24日(月)・31日(月)
- 9月 5日(土)・12日(土)・21日(月・祝)・22日(火・祝)・23日(水・祝)・26日(土)
- 10月 5日(月)・10日(土)・24日(土)・31日(土)
- 11月 2日(月)・7日(土)・8日(日)・14日(日)・15日(日)・21日(土)・22日(日)・28日(土)・29日(日)
- 12月 5日(土)・6日(月)・12日(土)・13日(日)・19日(土)・20日(日)
- ダイヤ(下り 鳥取駅→出雲市駅)
| 鳥取 | 倉吉 | 由良 | 御来屋 | 米子 | 安来 | 松江 | 出雲市 |
| 9:55 | 10分停車 | 4分停車 | 11:12 | 11:23 | 11:44 | 12:37 | |
| 9:05 | 9:57 | 11:14 | 11:25 | 11:54 |
- ダイヤ(上り 出雲市駅→鳥取駅) 赤字の日は米子駅行き
| 出雲市 | 玉造温泉 | 松江 | 安来 | 米子 | 御来屋 | 由良 | 倉吉 | 鳥取 |
| 14:35 | 14:45 | 15:15 | 15:27 | 6分停車 | 10分停車 | 16:50 | 17:53 | |
| 14:05 | 14:36 | 14:48 | 15:16 | 15:39 | 16:55 |
●あめつち~木次線~(米子駅 ~ 出雲横田駅)
alt="木次線を走行する観光列車「あめつち」" class="wp-image-8084"/>- 運転日
- 6月 1日(月)・7日(日)・8日(月)・21日(日)・22日(月)・28日(日)・29日(月)
- 9月 6日(日)・7日(月)・13日(日)・14日(月)・27日(日)・28日(月)
- 10月 11日(日)・12日(月・祝)・25日(日)・26日(日)
- 11月 1日(日)・3日(火・祝)
- ダイヤ(下り 米子駅→出雲横田駅)
| 米子 | 安来 | 松江 | 玉造温泉 | 宍道 | 木次 | 出雲横田 |
| 8:26 | 8:46 | 9:14 | 9:25 | 10:08 | 11:23 | |
| 8:17 | 8:27 | 9:05 | 9:15 | 9:29 | 10:18 |
- ダイヤ(上り 出雲横田駅→米子駅)
| 出雲横田 | 出雲三成 | 木次 | 宍道 | 玉造温泉 | 松江 | 安来 | 米子 |
| 12:22 | 13:11 | 13:49 | 14:09 | 14:22 | 15:15 | 15:27 | |
| 11:59 | 12:32 | 13:12 | 13:58 | 14:12 | 14:48 | 15:16 |
● あめつち~因幡・但馬~(鳥取駅 ~ 城崎温泉駅)
alt="餘部鉄橋" class="wp-image-8082"/>- 運転日
- 6月 13日(土)・14日(日)
- 7月 18日(土)・19日(日)・20日(月・祝)・25日(土)・26日(日)
- 8月 1日(土)・2日(日)・22日(土)・23日(日)・29日(土)・30日(日)
- 9月 19日(土)・20日(日)
- 10月 17日(土)・18日(日)・19日(月)
- ダイヤ(上り 鳥取駅→城崎温泉駅)
| 鳥取 | 岩美 | 浜坂 | 餘部 | 城崎温泉 |
| 9:20 | 9:37 | 8分停車 | 10:48 | |
| 9:00 | 9:21 | 9:39 |
- ダイヤ(下り 城崎温泉駅→鳥取駅)
| 城崎温泉 | 餘部 | 浜坂 | 東浜 | 岩美 | 鳥取 |
| 11分停車 | 13:29 | 30分停車 | 14:20 | 14:43 | |
| 12:27 | 13:31 | 14:21 |
いずれも土日祝日を中心に、1日1往復の運行が予定されています。
※なお、2027年1月・2月は運休予定となっています。3月の運行については後日発表されます。
中国地方を走る観光列車「La Malle de Bois」「SAKU美SAKU楽」「○○のはなし」と「etSETOra(エトセトラ)」についても10月以降の運転日について発表がありました。
まとめ
観光列車というと「イベント色が強い列車」という印象を持たれがちですが、「あめつち」は“静かに山陰を味わう”列車。
今回発表された夏の怪談企画や旅エッセイは、その世界観にとてもよく合った内容だと感じます。
秋から冬にかけての運行も含め、2026年後半の山陰鉄道旅は「あめつち」が主役になりそうですね。




