明日6月20日から「北海道&東日本パス」が青春18きっぷより一足先に販売開始 利用開始は7月1日から

H100形 宗谷本線 快速なよろ JR北海道

鉄道旅ファンにとって、夏の訪れを感じさせるフリーきっぷの話題が飛び込んできました。
毎年おなじみの 「北海道&東日本パス」 が、今年も 6月20日から発売開始。利用開始は 7月1日から となり、例年よりも発売時期が遅めになりがちな青春18きっぷより、一足早く夏の鉄道旅の準備ができるのが大きなポイントです。JR東日本・JR東北のみを利用するのであれば「青春18きっぷ」より有効期間が7日間と長く値段もお得になっています。

「北海道&東日本パス」とはどんなきっぷ?

このきっぷは、

  • JR北海道
  • JR東日本

のエリアを中心に、普通・快速列車の普通車自由席が連続7日間乗り放題となるフリーきっぷです。

特に魅力なのは、

  • 北海道から東北、関東までを1枚で縦断できるスケール感
  • 連続利用が条件のため、腰を据えた長距離旅に向いている
    という点。
    「途中下車しながら、のんびり数日かけて移動したい」という旅スタイルには、まさにうってつけです。

青春18きっぷより使える期間が長い

青春18きっぷは、販売開始が7月3日・利用期間が7月18日~9月8日(2026年度)となっています。

その点、「北海道&東日本パス」は

  • 6月20日発売開始
  • 利用期間:7月1日~9月30日

と、計画派の旅行者にとっては非常にありがたいスケジュール。
夏休み前半の旅や、7月上旬・9月中旬から下旬の比較的空いている時期(9月の北海道は混雑しますが・・・)に使える点も便利です。


青春18きっぷとの比較

また、「北海道&東日本パス」はJR東日本・JR北海道の2社のきっぷということもあり、「青春18きっぷ」より優れた点も多くあります。表にしてみました。

北海道&東日本パス青春18きっぷ
値段11,780円(7日間)10,000円(3日間)
12,050円(5日間)
JR以外の鉄道青い森鉄道・IGRいわて銀河鉄道・北越急行が利用可能原則不可。
ただし、青い森鉄道(青森~八戸間については、通過利用が可能)
北海道新幹線の扱い「新青森~新函館北斗」については、特定特急券(4,000円)を購入すれば立席利用が可能。北海道オプション券(4,650円)を購入すれば、新青森~木古内の区間は北海道新幹線に立席乗車・木古内~五稜郭は、道南いさりび鉄道が利用可能。
急行列車・特急列車の扱い急行列車は、急行券を購入すれば利用可能。特急列車は、利用できません。急行列車・特急列車ともに利用できません。
特急列車に乗車できる特例奥羽本線(新青森~青森)・室蘭本線(東室蘭~室蘭)・石勝線(新夕張~新得)北海道&東日本パスと同じ

通過利用とは、整備新幹線開業により並行在来線が経営分離となったことによりJRの路線の路線が接続しなくなった区間について設けられた特例です。JRの路線を乗り継ぐ際(同じ日に限ります)に第三セクターの路線を途中下車しない場合「青春18きっぷ」で利用できる特例です。次の4つの会社の路線に設定されています。

  • 青い森鉄道(青森~野辺地~八戸) 奥羽本線・大湊線・八戸線を利用する場合
  • あいの風とやま鉄道・IRいしかわ鉄道(富山~津幡) 高山本線・七尾線を利用する場合(ライナー券を購入することで「あいの風ライナー」に乗車可能
  • ハピラインふくい(越前花堂~敦賀) 北陸本線・小浜線と越美北線を利用する場合

岡山から見た「北海道&東日本パス」の使いどころ

岡山発の視点で見ると、このきっぷは

  • 新幹線や特急あるいは飛行機でまず関東・東北方面へワープ
  • そこから普通列車中心の“乗り鉄旅”に切り替える

という使い方が現実的です。
特に東北地方や北海道は、普通列車でも車窓の魅力が段違い。
青春18きっぷではカバーできない北海道エリアを含む点は、やはり大きなアドバンテージと言えるでしょう。

もちろん、特急並みの速度を誇る石北本線の特別快速「大雪」も利用できます。


まとめ

近年はインバウンド需要の回復もあり、地方路線でも観光シーズンは混雑が目立つようになってきました。
だからこそ、

  • 早めに発売されるフリーきっぷ
  • 利用期間に余裕のある設定

は、旅の自由度を大きく左右します。

「今年の夏は、少し長めに鉄道で旅したい」
そんな方にとって、「北海道&東日本パス」は青春18きっぷと並ぶ、いや一歩先を行く選択肢になりそうです。

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