広島の夏の始まりを告げる恒例イベントといえば、七夕に合わせて運行される装飾電車。
2026年も、広島電鉄では、元京都市電として活躍した1900形電車2両を使用し、七夕仕様の特別電車
「おりひめ号」と「ひこぼし号」を運行します。
運行期間は 2026年6月25日(木)から7月7日(火)まで。
梅雨の時期ではありますが、街中を走るカラフルな七夕電車は、広島の風景を一気に夏らしく彩ってくれそうです。
広島電鉄ホームページ
七夕伝説をまとった2編成の特別電車
今回運行されるのは、1900形の2両。
それぞれ七夕伝説の主役にちなんで、
- おりひめ号
- ひこぼし号
と名付けられています。
車体には七夕飾りやイラストが施され、車内にも短冊や装飾が登場。
例年、沿線の園児たちが描いた七夕の絵や願いごとが展示されることもあり、通勤・通学や観光で乗り合わせた人の心を和ませてくれます。
「今日はどんな願いが飾られているのだろう?」
そんな楽しみ方ができるのも、この七夕電車ならではです。
元京都市電1900形という“走る文化財”
使用される1900形は、もともと京都市電で活躍していた車両。
京都市電廃止後に広島へ譲渡され、現在も現役で走り続けている貴重な存在です。
- 丸みを帯びたレトロな車体
- シンプルで落ち着いたデザイン
- 路面電車らしい存在感
こうした特徴から、1900形は鉄道ファンだけでなく、観光客や地元の人にも長年親しまれてきました。
そのレトロ車両が、期間限定で七夕仕様に変身する――
「古都・京都の名残」と「広島の季節行事」が融合する瞬間とも言えるでしょう。
運行路線は広島市内各線で
「おりひめ号」「ひこぼし号」は、以下の路線を中心に運行される予定です。
- 1号線(広島駅~広島港)
- 3号線
- 5号線
- 7号線
- L号線 など
L号線は、今年の3月のダイヤ改正で登場した新しい路線の循環線の事です。
※運行ダイヤは固定ではなく、検査や運用の都合で日によって変わる場合があります。
「狙っていたのに今日は走っていなかった…」ということも路面電車では“あるある”。
それでも、偶然出会えたときの嬉しさは格別です。
写真撮影・乗車の楽しみ方
七夕電車は、
- 商店街
- 川沿い
- 原爆ドーム周辺
など、広島らしい風景との相性も抜群。
夕方から夜にかけては、車内の装飾がより映えて、しっとりとした雰囲気を楽しめます。
鉄道ファンはもちろん、
「たまたま乗った電車が七夕仕様だった」という体験も、旅の良い思い出になりそうです。
まとめ|広島の初夏を走る、季節限定のレトロ電車
元京都市電1900形を使った
「おりひめ号」「ひこぼし号」は、
単なる装飾電車ではなく、
- 路面電車の歴史
- 地域の季節行事
- 人の想いが集まるイベント
そのすべてを乗せて走る存在です。
広島を訪れる予定がある方も、地元の方も、
この時期ならではの特別な一編成に、ぜひ注目してみてはいかがでしょうか。
公式発表はこちら
広島電鉄 七夕電車のお知らせ

