2026年7月4日(土)、JR東日本が運転する団体臨時列車
「HIGH RAIL 1375」で運転される「知ってほ信州号」。
一見すると「長野駅から小諸駅へ行く観光列車」と聞いて、多くの人が思い浮かべるのは
しなの鉄道線(篠ノ井~軽井沢)経由ではないでしょうか。
ところが今回の「知ってほ信州号」は、
→しなの鉄道を一切通りません。
これだけでも、鉄道ファンなら「おや?」と反応してしまう企画です。
のってたのしむ信州旅!味覚と絶景を楽しむ特別列車「知ってほ信州号」/ネット限定
JR東日本びゅーツーリズム&セールスホームページ
信越本線→篠ノ井線→中央本線→小海線という“遠回りルート”
今回の運転経路は、
- 信越本線(長野駅→篠ノ井駅)
- 篠ノ井線(篠ノ井駅→塩尻駅)
- 中央本線(いわゆる中央東線)(塩尻駅→小淵沢駅)
- 小海線(小淵沢駅→小諸駅)
という、JR線のみで完結するルート。
長野から小諸へ向かうのに、いったん南へ下り、
さらに東へ進んでから小海線で北上するという、
地図で見るとかなり大胆な遠回りになります。
普通に移動するだけならまず選ばれない経路ですが、
「走ること自体が目的」の観光列車だからこそ実現したルートと言えそうです。
長野地区といえば、秋以降に投入される予定のE131系も気になります。
なぜ“しなの鉄道”を通らないのか?
alt="鉄道最高地点神社" class="wp-image-9113"/>理由はシンプルで、
しなの鉄道はJRではなく第三セクターの路線。
JR東日本が企画・運行する団体臨時列車では、
自社線のみを走る構成になることが多く、
今回もその原則に沿った形になっています。
また、今回使用される車両は小海線の観光列車「HIGH RAIL 1375」です。そして、小海線といえば列車名の由来となっているJRの中で最高地点となっている標高1375メートルです。その地点を体験するためには今回のルートを通るしかありません。
そして、
- 信越本線
- 篠ノ井線
- 中央本線
- 小海線
を一本の列車でつなげる発想は、
完全に「鉄道好きのツボ」を押しにきた企画です。
小海線経由で小諸へ…車窓も見どころ
alt="野辺山高原、鉄道最高地点" class="wp-image-9112"/>小海線といえば、
- 八ヶ岳の山並み
- 高原地帯を走るローカル線
- 非電化区間ならではの雰囲気
と、車窓の評価が非常に高い路線。
単なる移動ではなく、
「信州を知ってほしい」という列車名の通り、
景色そのものがコンテンツになっています。
普段、小海線を通しで乗る機会が少ない人にとっても、
かなり魅力的な設定ではないでしょうか。
alt="しなの鉄道・JR小諸駅前" class="wp-image-9115"/>観光列車らしい“体験型”の団体臨時列車
「知ってほ信州号」は、きっぷ単体の臨時列車ではなく、
旅行商品として販売される団体列車。
信州デスティネーションキャンペーンのプレ企画として、
車内でのおもてなしや、地域色を前面に出した演出が予定されています。
詳しい内容・申込方法は、
公式ページで案内されています。
鉄道ファン目線での注目ポイント
鉄道ブログ的に見ると、今回の注目点はズバリ、
- 長野発・小諸行きでしなの鉄道非経由
- JR線のみを使った大胆な運転経路
- 小海線を組み込んだ観光列車
この3点。
単なる「観光列車」ではなく、
運転経路そのものが話題になる列車というのが最大の特徴です。
まとめ:これは“知ってほしい”じゃなく“走ってほしかった”列車
「知ってほ信州号」は、
- 普段ならまず設定されないルート
- 鉄道ファンがニヤリとする経路選定
- 信州の魅力を“線路でつなぐ”構成
がそろった、なかなか攻めた企画。
2026年夏の臨時列車の中でも、
記憶に残る一本になりそうです。


