香川県の私鉄として、地元利用から観光客まで幅広く親しまれている 高松琴平電気鉄道(ことでん)。
そのことでんが、2026年夏以降、主要駅を除く駅の券売機を順次廃止していく方針を示しています。
今後は、これまで当たり前だった「駅で切符を買って乗る」スタイルから、
交通系ICカードやQRコード式デジタルきっぷを基本とした乗車方法へと大きく舵を切ることになります。
券売機廃止の背景にあるもの
今回の動きは、ことでん単独のものではなく、全国の地方鉄道で進んでいる流れの一環といえます。
- 利用者数の減少や人手不足
- 券売機の維持・更新コストの増大
- キャッシュレス化・デジタル化の加速
といった課題を背景に、現金でのきっぷ販売を縮小し、ICカードやスマホを活用した乗車方式へ移行する事業者が増えています。
ことでんでも、主要駅(高松築港・瓦町など)には一定の設備を残しつつ、
利用者が比較的少ない駅では券売機を廃止し、運営を効率化していくものとみられます。
これからの「ことでん」の基本的な乗り方
alt="高松築港駅" class="wp-image-9704"/>今後、ことでんを利用する際の基本は、次の2つになりそうです。
◎ 交通系ICカードで乗車
ことでん専用のICカード「Iruca」・Suica・ICOCAなどの全国相互利用可能な交通系ICカードを使い、
乗車・降車時にタッチするだけでOK。
事前にチャージしておけば、券売機に立ち寄る必要はありません。
◎ QRコード式デジタルきっぷ
スマートフォンで購入・表示する「QRきっぷ」も主力に。
観光向けの1日乗車券などでは、すでにデジタル化が進んでおり、
今後さらに利用シーンが広がりそうです。
利用者目線で気になるポイント
一方で、利用者からは次のような声も想像されます。
- ICカードを持っていない人はどうする?
- スマホ操作が苦手な高齢者は?
- 観光客が初めて降りた駅に券売機がないと戸惑わない?
こうした点については、
主要駅での事前購入の案内強化や、車内・駅でのサポート体制が今後のカギになりそうです。
とはいえ、全国的に見ても「ICカードかQRきっぷが前提」という鉄道は確実に増えており、
ことでんもその流れに本格的に乗った形といえるでしょう。
ことでんでは、2026年10月に運賃値上げが予定されています。
まとめ
地方私鉄にとって、設備の維持と利便性のバランスは難しい問題ですが、
「駅で切符を買う」時代が、少しずつ終わりに近づいていることを感じさせるニュースです。
これからことでんを利用する方は、
ICカードの準備やスマホでのきっぷ購入に、少し慣れておくと安心かもしれませんね。
参考(公式情報)
リンク:高松琴平電気鉄道 公式サイト
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