鉄道ファンなら一度は遊んだことがある、あるいは名前だけは必ず聞いたことがあるであろう国民的ゲーム──
KONAMIの「桃太郎電鉄」シリーズが、ついに累計販売本数2000万本を突破しました。
このニュースを聞いて「やっぱりな」と思った方も多いのではないでしょうか。
鉄道×地理×経済、唯一無二のすごろくゲーム
「桃鉄」といえば、日本全国を鉄道で巡りながら物件を買い、資産を増やしていくすごろくゲーム。
実在する駅名や路線、都市名が多数登場し、遊びながら自然と地理に詳しくなるのが最大の特徴です。
鉄道ブログをやっている身としても、「この路線は桃鉄で覚えた」「この都市、桃鉄で貧乏神にやられた記憶が…」なんて経験、誰しも一度はあるはず。
ゲームでありながら、鉄道・地域振興・観光PRの要素まで詰め込まれているのは、他に類を見ません。
なぜか最後は“喧嘩”になる不思議なゲーム
桃鉄の名物といえば、やはり貧乏神の存在。
終盤でのキングボンビー降臨、理不尽な資産没収、全物件捨てさせられるあの展開──。
最初は笑っていたはずなのに、
「それをやるか!」
「空気読め!」
と、気づけば場の空気がピリつくのも桃鉄あるあるです。
それでも不思議なことに、しばらく時間が経つと
「じゃあ次は何年設定でやる?」
となってしまうのが、このゲームの恐ろしさであり、魅力でもあります。
Switch世代で再ブレイク、2000万本の原動力に
近年はNintendo Switch向けタイトルの大ヒットにより、桃鉄は“懐かしいゲーム”から“今どきの定番ソフト”へと完全に復活。
家族、友人、帰省先、配信プレイなど、遊ばれるシーンは大きく広がりました。
特に「日本全国の鉄道路線を俯瞰できる」という点は、鉄道ファンだけでなく、子どもたちの学習ツールとしても評価が高く、これが2000万本達成の大きな後押しになったと言えそうです。
最新版の、『桃太郎電鉄2 ~あなたの町もきっとある~』では、香川県の宇多津駅と多度津駅の場所が入れ替わっていましたが、今はアップデートにより修正されています。
まとめ
現実の鉄道は廃線や減便のニュースが目立つ一方で、
ゲームの中では今日も全国の路線がサイコロ一つで元気に結ばれています。
桃鉄をきっかけに
「この路線、実際に乗ってみたい」
「この街、行ってみようかな」
と思う人が一人でも増えるなら、鉄道ファンとしては嬉しい限りです。
喧嘩になっても、文句を言いながらも、また遊んでしまう。
2000万本という数字は、そんな“日本の鉄道すごろく”が積み重ねてきた信頼の証なのかもしれません。


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