JR北海道を語る上で、決して欠かせない存在だったキハ40形気動車。1970年代〜80年代に生まれ、北海道の広大な非電化路線を支え続けてきたこの国鉄型ディーゼルカーが、ついに2026年3月のダイヤ改正で 定期運用から姿を消しました。今回、JR北海道は花咲線(釧路駅~根室駅)での観光客の輸送のための増結用として7月と8月の間運行すると発表しました。
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キハ40とは何だったのか — “ローカル線の顔”が駆け抜けた半世紀
alt="北海道のキハ40形" class="wp-image-8827"/>キハ40形は国鉄時代の1977〜1982年に888両が誕生し、国鉄分割民営化後はJR各社で活躍しました。北海道では極寒・豪雪の環境に耐える装備を備え、地域交通の根幹を支えてきた象徴的な存在です。長年にわたり慣れ親しんだボックス席や昭和の香り漂う車内空間は、多くの乗り鉄・撮り鉄ファンに愛され続けてきました。
定期列車からの引退が伝えられた当初は、2025年3月の予定でしたが、現役として2026年まで延長され、惜しまれつつもその時代に幕を下ろしたのです。
そして復活! 夏だけの“花咲線キハ40”
alt="根室本線終点(根室駅)" class="wp-image-8826"/>そんなキハ40が、なんと 2026年7月〜8月の2か月限定で、根室本線(花咲線)に再登場することがJR北海道から正式発表されました。普段は引退した車両が、夏の観光シーズン限定で普通列車に組み込まれるという嬉しいサプライズです。
現地ファン・旅鉄にとっては、
「もう定期列車では見られないはずだったキハ40に、再び乗れる・撮れる」
という夢のような企画になりました。
そして花咲線では 指定席付きの運用も設定される予定で、海を眺めながらのボックス席旅、という贅沢なシーンが楽しめそうです(指定席は乗車券+指定席券が必要)。
旅計画的に押さえておきたいこと
・運行予定期間
2026年7月1日〜8月31日
・編成と特徴
- キハ54形+キハ40形の編成が一部列車で設定
- キハ40は“海側席”に指定席が設定される予定
- 通常の普通列車運用と違い、夏の特別サービスとして導入
・指定席発売日
- 全国の駅窓口・ネット予約にて発売開始(7月1日~19日の指定席券は6月19日11:00から販売・以降の日は通常通り1か月前の10時から販売)
増車対象の列車
次の2往復の列車が2両編成となります。
- キハ54形+キハ40形
- 地球探索鉄道号 釧路駅(8:21)→根室駅(10:53)
- 快速はなさき 根室駅(11:12)→釧路駅(13:23)
- キハ54形 2両編成
- 快速ノサップ 釧路駅(11:13)→根室駅(13:26)
- 地球探索鉄道号 根室駅(13:36)→釧路駅(16:03)
この夏、釧路〜根室間の雄大な海岸線を、昭和と令和をまたいで活躍してきたキハ40で旅する——。まるで時間を遡るような、特別な鉄道旅になりそうです。
撮影&乗車で押さえたいポイント
ここはぜひブログ読者にシェアしたい“撮影・乗車のコツ”をピックアップ!
撮影スポット例(花咲線沿線)
- 厚岸〜尾幌間:太平洋をバックに走る雄大なロケーション
- 根室駅周辺:終着駅ならではの旅情シーン
- 茶内駅付近:シーサイド直近のカットが狙える
※実際の時刻/おすすめ順光時間は鉄道時刻表や運行実績をチェック!
ファンとしての感慨
キハ40という車両は、単なる“交通機関”以上の存在でした。
・地元の通勤・通学を支え
・冬季の厳しい気候の中でも走り抜け
・旅人の思い出を乗せて走った
そして今、定期運用を終えながらも、ファンの期待に応えるかのように夏の臨時運行で復活する——。
まさに「ありがとう、そしてまた会おう」というメッセージを感じさせるニュースです。
根室観光には、釧路駅を5時台に出発する快速が使い勝手はよかったです。
まとめ
- 秋以降も観光列車やイベント列車の一部としてキハ40が顔を見せる可能性も
- 末永く記録・保存されることを願う声が高まる機体も多数
- 2027年以降登場予定の新型観光列車との比較・魅力論も話題に


