首都圏と山陰・四国を結ぶ、日本で最後の定期寝台特急「サンライズ出雲・瀬戸」。
その2026年夏(7月~9月)の東京行き列車について、予約の競争率がさらに上昇しそうな動きが出てきました。
理由は、金・土・日・祝日を中心とした一部の指定席枠が、通常のきっぷ販売ではなく旅行商品として設定されるためです。
金・土・日・祝日の“指定席枠”が減少
今回注目したいのは、週末や祝日を中心に、
本来「1か月前の午前10時」に発売されるはずの指定席枠の一部が、
旅行会社の企画商品に振り分けられている点です。
特に影響が大きいのは、
- 夏休み期間
- お盆前後
- シルバーウィークにかかる日程
といった、もともと「サンライズ出雲・瀬戸」が最も混み合う時期。
ここに旅行商品専用の枠が設定されることで、
一般の“10時打ち”で挑む人にとっては、
体感的に「さらに取りにくくなる」状況が生まれます。
今回の旅行プランは、「ノビノビ座席」については設定がありません。
alt="サンライズ瀬戸・出雲 ノビノビ座席" class="wp-image-8180"/>また、「サンライズ出雲92号」には、ツアーの設定はされないようなので所要時間が長くなってもよいのであれば、運転している日についてはこちらをねらうのも一つの方法です。
旅行プランは“先行確保”、ただし誰でも有利とは限らない
今回設定されているのは、
JR券と宿泊などを組み合わせた、いわゆる「旅行プラン」。
▼ 該当する案内はこちら
このタイプのプランの特徴は、
- 通常の指定席発売より前に販売開始
- 個室寝台が最初から組み込まれている場合がある
- 「確実に乗りたい人」には大きなメリット
という点です。
一方で、
- 価格は割高になりやすい
- 日程や部屋タイプの自由度は低め
- 設定日自体が限られている
といった注意点もあります。
つまり、
「お金をかけてでも確実に乗りたい層」向けの商品であり、
純粋にきっぷだけを取りたい人にとっては、
競争相手が減るどころか、むしろ枠が減る結果になるわけです。
ちなみに料金は・・・
通常のサンライズ利用の場合とツアーの料金は次のようになります。通常期の料金を示していますので、繁忙期は+200円・最繁忙期は+400円になります(ツアーは同額)。
- サンライズ出雲(出雲市駅→東京駅)
| 通常料金 | ツアー | |
| ノビノビ座席 | 16,150円 | 設定なし |
| B寝台ソロ | 22,220円 | 29,500円 |
| B寝台シングル | 23,320円 | 31,000円 |
| B寝台シングルツイン (1人利用) | 25,220円 | 32,800円 |
| A寝台シングルデラックス (1人利用) | 29,600円 | 39,500円 |
- サンライズ瀬戸(高松駅→東京駅)
| 通常料金 | ツアー | |
| ノビノビ座席 | 15,590円 | 設定なし |
| B寝台ソロ | 21,660円 | 29,000円 |
| B寝台シングル | 22,760円 | 30,500円 |
| B寝台シングルツイン (1人利用) | 24,660円 | 33,500円 |
| A寝台シングルデラックス (1人利用) | 29,040円 | 39,800円 |
特に影響を受けるのは東京行き
今回の話題で特徴的なのが、
影響が大きいのが「東京行き(上り)」であること。
- 出雲市・高松 → 東京
- 週末の夜に乗って、翌朝東京着
という使い方は、
観光だけでなく、イベント参加や帰省、
さらには「一度は乗ってみたい寝台特急」としても人気が高いです。
もともと競争率が高いところに、
旅行プラン枠の設定が重なることで、
一般発売での難易度はさらに上がると見てよさそうです。
予約を狙う人へのひとこと
この夏に「サンライズ出雲・瀬戸」を狙うなら、
- 週末や祝日は“激戦必至”と覚悟する
- 旅行プランも一つの選択肢として検討する
- ノビノビ座席など、条件を広げて挑む
といった柔軟さが必要になりそうです。
「いつもの10時打ちで何とかなるだろう」と思っていると、
今年の夏は思った以上に厳しい結果になるかもしれません。
まとめ
- 7月~9月の「サンライズ出雲・瀬戸」は例年以上に人気
- 金・土・日・祝日の一部指定席枠が旅行商品へ
- 一般発売の競争率は実質的に上昇
- 確実性を取るなら旅行プラン、価格を抑えるなら覚悟の10時打ち
夏の夜行列車の旅は、やはり特別。
その一方で、年々「乗ること自体」が難しくなっているのも事実です。
この夏、サンライズに挑戦する方は、
ぜひ早めの情報収集と作戦立てをおすすめします。


