北海道の鉄道旅に、また一つ“大きな星”が加わります。
JR北海道は、現在開発を進めている新たな観光列車「赤い星」「青い星」について、追加情報を発表しました。
運行開始は 2027年2月3日(水)。北海道の自然・食・文化を列車で体感する、新しい観光列車プロジェクトがいよいよ具体化してきました。
【社長会見】スタートレイン計画
JR北海道ホームページ
~各運行区間の列車名称および「赤い星」札幌~網走間運行計画等について~
「星」をテーマにした2本の観光列車
alt="「赤い星」「青い星」の種車「キハ143系」" class="wp-image-9728"/>今回発表された観光列車は、コンセプトの異なる2本立て。
- 赤い星:長距離・滞在型の本格観光列車
- 青い星:気軽に乗れる周遊・景観重視の観光列車
同じ「星」を冠しながらも、狙いはまったく異なり、利用シーンに応じて選べるのが大きな特徴です。
冬の道東を走る本格派観光列車「赤い星」
alt="北浜駅" class="wp-image-9729"/>2027年2月3日 運行開始
「赤い星」は、北海道の雄大な自然をじっくり味わうための滞在型観光列車。
道東エリアを中心に、季節や区間によって列車名を変えて運行されます。
主な運行区間と列車名
- 札幌駅~網走駅(函館本線・石北本線)
- 札幌 → 網走
赤い星「オホーツクの風」 - 網走 → 札幌
赤い星「雪華(せっか)の風」
- 札幌 → 網走
- 釧路駅~知床斜里駅(根室本線・釧網本線)
- 釧路 → 知床斜里
赤い星「湿原のいぶき」 - 知床斜里 → 釧路
赤い星「山麓のめぶき」
- 釧路 → 知床斜里
オホーツク海、釧路湿原、知床の山並みなど、北海道でも屈指の車窓が舞台です。
車両は4両編成・全車観光仕様
車両は既存の気動車をベースにした改造観光列車で、編成は4両。
注目ポイントは以下の通り。
- ラウンジスペースを備えた共用車
- 半個室・個室タイプの座席
- 車窓を楽しめる大きな窓配置
- 道産素材を意識した内装デザイン
単なる「移動」ではなく、列車そのものが旅の目的になる構成です。
料理付きプランも設定
「赤い星」では、北海道の食を楽しめる食事付きプランも用意されます。
- ランチ付きプラン
- 乗車のみプラン
価格帯は区間や内容によって異なりますが、
“列車に乗る旅”としては納得感のある設定になりそうです。
富良野・美瑛を気軽に楽しむ「青い星」
alt="美瑛の丘、ケンとメリーの木" class="wp-image-9730"/>夏デビュー予定のカジュアル観光列車
一方の「青い星」は、より気軽に楽しめる観光列車。
主に富良野線を中心に、観光需要の高い区間での運行が想定されています。
- 旭川~美瑛~富良野エリア
- 花畑や丘陵風景が広がる北海道らしいルート
季節によっては、道東エリアでの運行も検討されています。
車窓重視のシンプルな車内
「青い星」は、ボックス席中心の構成で、
- 大きな側窓
- 風景を楽しむための座席配置
など、景色を楽しむことに特化した設計。
観光列車初心者や、短時間の利用にも向いています。
比較的手頃な価格設定に期待
「赤い星」と比べると、
「青い星」は一般的な観光列車に近い価格帯が想定されており、
- ちょっと特別な普通列車感覚
- 観光ついでに気軽に乗れる列車
という立ち位置になりそうです。
JR北海道が描く“次の観光列車像”
北海道の観光列車といえば、
- 流氷(流氷ものがたり号)
- 花畑(フラノラベンダーエクスプレス・富良野・美瑛ノロッコ号)
- 湿原(くしろ湿原ノロッコ号・SL冬の湿原号)
- 大地の広がり(花たびそうや号)
といった「風景」が主役。
今回の「赤い星」「青い星」は、そこに
- 滞在型(赤い星)
- 周遊型(青い星)
という明確な役割分担を持たせた点が印象的です。残念ながら、ノロッコ号については今年度で運行を終了しますが・・・。
まとめ
北海道の観光列車は、毎回本気度が高いですが、
今回の「星」シリーズは、その集大成とも言えそうです。
- 冬の道東をじっくり旅したいなら「赤い星」
- 夏の富良野・美瑛を気軽に楽しむなら「青い星」
2027年の北海道鉄道旅は、今から計画しておきたくなりますね。
今後発表されるダイヤ・車内デザイン・予約方法にも注目です。
