お盆やシルバーウィークといった全国的な多客期になると、毎年話題にのぼるのが北海道の都市間輸送。
2026年夏も、札幌~函館間という道内屈指の幹線区間に、臨時特急「北斗」が設定されることが発表されました。2026年度は、運転されるのは、お盆・シルバーウィークの時期に12日間となっています。
JR北海道ホームページ
臨時「北斗84号」「北斗91号」について
- 運転日:8月7日(金)~16日(日)・9月19日(土)・20日(日)
- 車両:キハ261系1000番代(4両編成・全席指定席)
- ダイヤ
| 札幌→函館 「北斗84号」 | 駅 | 函館→札幌 「北斗91号」 |
| 7:43 | 札幌 | 17:00 |
| 7:53 | 新札幌 | 16:52 |
| 8:19 | 南千歳 | 16:27 |
| 8:37 | 苫小牧 | 16:09 |
| 8:51 | 白老 | 15:54 |
| 9:02 | 登別 | 15:40 |
| 9:15 | 東室蘭 | 15:27 |
| 9:32 | 伊達紋別 | 15:10 |
| 9:48 | 洞爺 | 14:58 |
| 10:18 | 長万部 | 14:31 |
| 10:40 | 八雲 | 14:09 |
| 11:04 | 森 | 13:47 |
| 11:29 | 大沼公園 | 13:29 |
| 11:40 | 新函館北斗 | 13:20 |
| 11:50 | 五稜郭 | 13:05 |
| 11:54 | 函館 | 13:00 |
- 東京方面(北海道・東北新幹線)への接続
- 「北斗84号」
- (8月7日~12日・9月19日・20日) 函館北斗(12:48発)「はやぶさ24号」東京行き
- (8月13日~16日) 函館北斗(12:54発)「はやぶさ24号」東京行き
- 「北斗91号」
- (8月8日・9日・11日・9月19日・20日) 東京(8:37発)→函館北斗(12:52着)「はやぶさ7号」
- (8月13日・15日・16日) 東京(8:37発)→函館北斗(12:46着)「はやぶさ7号」
- (8月7日・10日) 東京(8:18発)→函館北斗(12:15着)「はやぶさ5号」
- (8月12日) 東京(8:18発)→函館北斗(12:09着)「はやぶさ5号」
- 「北斗84号」
alt="東北北海道新幹線 E5系" class="wp-image-8684"/>お盆・シルバーウィークに札幌~函館の需要が集中
札幌~函館間は、
- 観光(函館観光・道南方面)
- 帰省
- 道内移動(航空便の代替)
と需要が重なりやすく、特にお盆とシルバーウィークは指定席が早々に埋まる区間です。
新幹線が新函館北斗まで延びた現在でも、
- 札幌発着の利便性
- 乗り換えなしで移動できる安心感
から、在来線特急「北斗」の存在感は依然として大きいのが実情です。
臨時「北斗」は1日1往復のみの設定
今回発表された臨時列車は、
- 札幌駅~函館駅間
- 1日1往復
- お盆期間とシルバーウィーク期間に運転
という内容。
増発されるだけでもありがたい話ではありますが、正直なところ――
「1往復だけ?」
という印象を持った方も多いのではないでしょうか。
正直、4両編成では心許ない…
さらに気になるのが編成両数。
臨時「北斗」は キハ261系1000番代・4両編成(全車指定席) での運転となります。
お盆・シルバーウィークという条件を考えると、
- 家族連れ
- 観光客
- 大きな荷物を持った利用者
が一気に集中する時期です。
4両×1往復では、
「焼け石に水」
と感じてしまうのが正直なところ。
特に函館方面は、航空便が取りづらい場合の“最後の頼みの綱”として鉄道を選ぶ人も多く、もう1往復、もしくは6~7両編成での対応が欲しかったというのが率直な感想です。
それでも臨時運転の意義は大きい
とはいえ、厳しい経営環境の中で、
- 繁忙期に合わせて臨時特急を設定
という判断をした点は、一定の評価ができるでしょう。
現実問題として、
- 車両数
- 検修体制
- 乗務員確保
などを考えると、JR北海道にとって簡単な決断ではないはずです。
利用を考えている人は「即予約」が鉄則
この臨時「北斗」を狙うのであれば、
- 指定席は発売開始直後に確保
- 可能なら前後の定期列車も含めて検討
が必須です。
「どうせ臨時があるだろう」と油断していると、
気づいた時には満席
というのが、北海道の繁忙期あるあるでもあります。
札幌駅~函館駅間にはもう一つ臨時特急が9月に設定されますが、目的が違いますので・・・。
まとめ:もう一声欲しいが、走るだけでも貴重
- お盆・シルバーウィークに札幌~函館間で臨時特急「北斗」運行
- ただし 1往復・4両編成 という点は正直厳しい
- それでも増発されるだけでもありがたいのが現状
北海道の都市間輸送は、まだまだ課題山積。
今後は、需要に応じた柔軟な増結・増発にも期待したいところです。

