岡山県総社市の夏の風物詩「清音清流祭り」。
2026年7月25日の開催にあわせて、JR伯備線では清音駅始発の臨時列車が下りが1本・上りが2本の合計3本運転されることが、お出かけネットの時刻表から明らかになりました。
注目したいのは、単なる臨時列車というだけでなく、
「清音駅の番線運用」に大きな変化が起きる可能性があるという点です。6月19日現在では井原鉄道の臨時列車についての発表はまだありません。
清音清流祭り当日の臨時列車ダイヤ(7月25日)
下り(清音駅→備中高梁駅)
| 列車番号 | 清音 | 総社 | 豪渓 | 日羽 | 美袋 | 備中広瀬 | 備中高梁 |
| 9881M | 21:26 | 21:31 | 21:35 | 21:39 | 21:46 | 21:51 | |
| 21:23 | 21:27 | 21:32 | 21:36 | 21:40 | 21:46 |
上り(清音駅→岡山駅)
9884Mは、中庄駅(2番のりば)で16分停車し、上り「サンライズ出雲」と山陽本線普通列車440Mの退避を行います。
| 清音 | 倉敷 | 中庄 | 庭瀬 | 北長瀬 | 岡山 | |
| 9882M | 21:33 | 21:41 | 21:46 | 21:50 | 21:55 | |
| 21:27 | 21:37 | 21:42 | 21:47 | 21:50 | ||
| 9884M | 22:05 | 22:12 | 22:32 | 22:36 | 22:42 | |
| 21:59 | 22:07 | 22:28 | 22:33 | 22:37 |
いずれも 清音駅始発。
つまり、列車は一度清音駅構内で折り返す、もしくは回送列車として入線したうえで営業運転に就く形になります。
この「清音始発」という条件こそが、今回の最大のポイントです。
清音駅の番線事情をおさらい
JR清音駅は、JR伯備線と井原鉄道が接続する小さな接続駅ですが、
配線は意外とクセ者です。
通常ダイヤ時の使われ方
清音駅は、駅舎の側から3番線・2番線・1番線となります。以前は逆でしたが2019年3月のダイヤ改正で変更となりました。
- 1番線
→ JR伯備線上り(岡山方面)・井原線下り(井原方面)の一部列車が使用 - 2番線
→ 井原鉄道下りのほとんどの列車と、以前は伯備線上り列車が使用(伯備線下り列車も発車可能) - 3番線
→ JR伯備線下り(備中高梁方面)が使用
現在は、JRの定期列車が2番線から発車する設定はありません。
かつては朝の時間帯に、上りの相生行き普通列車が特急「やくも」の退避のため2番線を使うことがありましたが、2009年10月のダイヤ改正を経て、そうした光景も過去のものとなりました。
実は「折り返し」ができるのは2番線だけ
清音駅での最大の特徴がここです。
→清音駅で折り返し運転ができるのは2番線のみ
この構内配線の制約があるため、
臨時列車がどこから回送されてくるかによって、使用番線が自然と見えてきます。
番線予想:臨時列車はどこから出る?
● 岡山方面から回送されてくる場合
- 回送列車が清音駅に到着
- 折り返して営業列車として発車
➡ 折り返し可能な2番線を使用する可能性が高い
つまり、
久しぶりにJRの伯備線列車が2番のりばから発車するシーンが見られるかもしれません。
これは、現在の清音駅では非常にレアな光景です。
● 備中高梁方面から直接入線する場合
- 清音で進行方向を変えず、そのまま上り列車として運転
➡ 折り返し設備を必要としないため
➡ 1番線発着が有力
鉄道ファン的には「番線表示」が最大の見どころ
今回の臨時列車、
乗る人にとっては“帰りの足の確保”ですが、
鉄道ファンにとってはそれ以上に…
- 普段は井原鉄道専用の2番線にJR車が入線
- 夜間イベント後ならではの臨時番線運用
といった 非日常の清音駅 を楽しめる可能性があります。清音駅は、井原鉄道には発車標がありますがJR伯備線にはありません。
当日は、
- 駅の自動放送
- 係員の案内放送
これらをしっかりチェックしたいところです。私が見落としていただけかもしれませんが、最近、清音駅のJR側の2番のりば総社側に新しいピンク色の4両の停目があるのを見つけました。もしかしたら、このためのものかもしれません。
まとめ:小駅・清音で起きる“ちょっとした奇跡”
清音清流祭りにあわせた臨時列車は、
単なる増発ではなく、
- 清音始発
- 折り返し運転
- 番線変更の可能性
と、鉄道的に見どころ満載の内容になりそうです。
果たして、
JR伯備線の列車が再び清音駅2番のりばから発車する瞬間は訪れるのか?
祭りの賑わいとともに、
静かなローカル駅・清音が注目を集める一夜になりそうです。

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