日中は新幹線と在来線がひっきりなしに発着し、福島県の交通の要として賑わう郡山駅。
その駅が、終電後の深夜から早朝にかけて、まったく別の表情を見せることをご存じでしょうか。
JR東日本は、2026年6月20日(土)の深夜に、普段は立ち入ることのできない駅構内で一晩を過ごす体験型イベント
「こおりやまえきナイトツアー」を開催します。
鉄道が“走らない時間帯”にこそ動き続ける、夜の駅のリアル。
今回は、そんな「夜も眠らない駅」の舞台裏を体感できる、非常に貴重なツアーです。
JR東日本ホームページ
こおりやまえきナイトツアー(2026年6月20日)
開催概要
- 日時:2026年6月20日(土)23:00ごろ〜翌4:30ごろ
- 場所:郡山駅構内(JR東日本)
- 参加費:1名 35,000円(税込)
- 定員:15名(最少催行10名)
- 申込期間:2026年5月20日(水)14:00〜6月14日(日)23:59
- 対象:中学生以上(高校生以下のみでの参加は不可)
- 申込方法:インターネット限定、JRE MALLサイトから先着順申し込み
※宿泊は含まれません。イベント後は駅構内にとどまることはできません。ちなみに、郡山駅の始発列車は磐越東線いわき行きが5時28分に出発します。
終電後の駅構内へ──日常が非日常に変わる瞬間
ツアーが始まるのは、終電が行き交い、駅が静けさを取り戻した深夜帯。
普段は柵の向こう側にある線路、保守用通路、設備エリアへ、参加者は案内されます。
昼間の喧騒が嘘のように消え、
代わりに聞こえてくるのは、保線作業の音や、遠くで準備を進める新幹線の気配。
「駅は夜に眠る」のではなく、
翌朝の安全な運行のために、夜こそが本番だということを、肌で感じられる時間です。
新幹線を支える“夜の仕事”を体験
このツアー最大の魅力は、新幹線の保守作業を間近で体験できる点にあります。
- 分岐器の転換作業体験
- 線路点検用車両「レールスター」への乗車体験
- 実際の線路上から新幹線車両を撮影できる特別時間
どれも通常の見学会ではまず体験できない内容ばかり。
特に、線路上に立った目線で見る新幹線は、
ホームから眺める姿とはまったく違う迫力があります。
「この線路を、毎日あのスピードで走っているんだ」と実感できる瞬間です。
発車標に“自分の言葉”が表示される特別演出
alt="郡山駅発車標" class="wp-image-7499"/>鉄道ファンなら思わず反応してしまうのが、ホームの発車標。
このツアーでは、参加者の希望したコメントを、
実際の発車案内表示器に表示してもらえる演出も用意されています。
記念写真として残すのはもちろん、
「一生に一度の体験」を形にできる、粋な企画です。
運転台・車掌室の見学も
さらに、新幹線の運転台や車掌室の見学も実施予定。
実際に使われている空間に足を踏み入れることで、
運転士・車掌が担う責任の重さや、現場の緊張感が伝わってきます。
※機器の操作や無断撮影が制限されている点も、
「本物の現場」であることを感じさせます。
このイベントは、「ふくしまデスティネーションキャンペーン」のイベントの一つです。
まとめ
列車に乗るだけが鉄道の楽しみ方ではありません。
こうしたイベントは、鉄道を支える人と時間に触れる旅とも言えます。
- 深夜の静まり返った駅
- 安全を守るために動き続ける現場
- 翌朝、何事もなかったかのように始まる通常運行
そのすべてを知った上で列車に乗ると、
いつもの旅が、少し違って見えてくるはずです。
昔の鉄道を知っている古い人間には、寝台特急や夜間快速列車「ムーンライト」の乗車するために深夜の駅に行くことがありましたが今はそういた列車がないため滅多にできない経験となるのではないでしょうか。

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